2015年1月31日土曜日

焼き鳥の話(つづき)

  伏見稲荷門前の雀の焼き鳥の続き・・・・・・。
 昔はここで雀の丸焼きを売っている店がもっと多かったように思う。
 そして、雀と一緒にツグミも多かったが今は全く売られていない。
 今はツグミの捕獲は禁じられているから、これは「伏見の伝統」と言ってもしようがない。
 それに、ツグミは野にあっても写真のとおり姿勢がよい。野鳥の中でも品がある。だから禁猟も仕方がないと私は勝手に思っている。
 近頃はツグミに代わってウズラが焼き鳥屋のその位置に座っている。
 ウズラも減少しており期限付きの禁猟になったりしているが、お店の分は養殖ものに違いない。
 ただ、雀の丸焼きに比べると骨が大きいし、チキンに比べると身が少ないから、私の感想を一言でいえば「中途半端」である。

ヒヨドリがムシャムシャ
  さて、私の半坪農園では水菜、ルッコラ、菜の花(アブラナ)、エンドウ豆が春を待っている。
 ここへ毎日やって来るのがヒヨドリで、菜の花とエンドウ豆の葉っぱをムシャムシャという感じで食べていく。
 菜の花はまだいいが、春を待つ小さなエンドウの葉っぱは食べつくされそうだ。
 それで、窓を開けてシッシッと追い払うのだが、こちらがいないと思ったら飛んでくる。
エンドウ豆無残
  まあ、金持ち喧嘩せずで太っ腹に構えている。が・・・
 このヒヨドリグループは何時も隣家のフェンスにいるから私の動向は100%把握されている。
 正確に言うと、私の監視のためにそこにいるのではなく、隣家のネズミモチの実と我が家のバードバスを縄張にしていて、縄張の監視を続けているのだ。
 もし他のヒヨドリなどがやって来ると、思いっきり追いかけて追っ払う。
 その自然のアルバムが楽しいから、観劇の代金として豌豆と菜の花を大目に見ている。
 
 なお、身勝手で支離滅裂と言われるかも知れないが、ツグミやシロハラが畑に来るとバードウォッチングを楽しんでいる。・・・・ヒヨドリは「理不尽な」と怒っていることだろう。

2 件のコメント:

  1.  ヒヨドリやツグミなどの、食欲旺盛な少し大型の野鳥の畑での一番の好物は、ブロッコリの葉っぱです。ブロッコリの葉っぱは、野鳥たちは大きくて食べがいがあると思います。私は食べたことはありませんが、野鳥たちにとっては最高の味ではないかと思います。我家の小さな畑でもヒヨドリなどの野鳥は、しょっちゅう来ますが食べるのはブロッコリの葉っぱだけです。それで、ウスイ(エンドウ)は毎年作りますが、失敗したことはありません。ほとんどの人間は、ブロッコリは葉っぱは食べずに中だけサラダなどにして食べます。野鳥と共存共栄しています。

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  2.  人間は蕾だけを食べてヒヨドリは葉っぱだけを食べるというのは麗しい土佐の地での共存共栄ですね。
     私がブロッコリを作っていないこともあり当地のヒヨドリは則をわきまえておりません。もっと嫌なことは臘梅の花を(蜜を吸って)ポイポイ千切って捨てることです。
     土佐のヒヨドリに行儀見習いをさせたいものです。

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