2013年10月22日火曜日

山法師の実

  春(初夏)には涼しげな花を見せていてくれた山法師が秋には可愛い実を見せてくれている。
 我が家の大きな山法師の木の実は全て落ちてしまったが、小さな別の種類の方は写真のとおり未だ残っている。
 ヒヨドリが時々啄ばんでいるが、秋は草木の実(供給)が豊富なせいかそれほど売れ行き(需要)が良い訳ではない。・・ので、ただただ地面を汚しているだけだ。
 私や妻や時々外泊で帰ってくる義母が下を通るたびに摘んで食べているだけでは減っていかない。
 というのも、果物らしい酸味にかけるため、大量に食べる気がしないし、ジャムや果実酒にするにも酸味を加えなければならないようだから、そうなると純粋のヤマボウシジャムやヤマボウシ酒と言うのが憚られるから収穫せずに放っている。
 味を解説すると、① ほんわかと甘い、② ジューシーとは言えない、③ 皮が堅過ぎはしないが無視はしえない存在感がある、④ 気にはならないが種がある、⑤ 本にはマンゴーのような味と書かれているが、要するに不快なことは全くないがほんわかというかぼんやりとした微妙な味である。
 孫の夏ちゃんも2つ食べたが、「イヤ」と言うのではないが、「もうええ」という感じでそれ以上は手を出さなかった。その程度の味である。
 だから我が家では、食べるよりも実の成っている風情を楽しんでいる。
 
 風情といえば、私がだんだん横着になってきたので、この頃は手入れのいらない宿根草が増えている。

 今は、紫苑や藤袴がほんとうに無造作に伸びて咲いている。
 私は「野原の逞しさを演出しているのだ」と言うのだが、誰も賛同してくれない。
  
 
 

3 件のコメント:

  1. 藤袴が咲いているのですか、確か絶滅危惧種にリストアップされているのでは、万博公園の藤袴は失敗したみたいです。

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  2.  秋の七草の内で藤袴だけは帰化植物で、帰化植物には往々にして広く野生化していたものが急速に姿を消すことがあるようです。「どうしてこれが絶滅危惧種にまでなってしまったのか何んとも不思議である。と柳宗民氏は「日本の花」(ちくま新書)に書いておられます。
     藤袴について、続報を書くつもりです。

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  3.  誰からも「こうして食べると結構美味しいよ」というコメントがないところを見ると、やはり山法師の実は誰にも「ぼんやりとした微妙な味だ」と思われているらしい。

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