2013年10月14日月曜日

祖母ちゃんの玩具

  大阪の「まっちゃまち」は今でも一部の店では「小売りはしません。」と貼り紙のあるような、玩具と人形の問屋街である。そこで電子オルガン?を買ってきた。
 行く前には「おもちゃのシロホンでもないかな」と思って行ったのだが、こちらの方が安かった。
 単純な構造=木の台に鉄板を打ち付けてあるような玩具の鉄琴よりもこの電子機器の方が安いのだが、それが頭で理解できても心で理解できないのは何故だろう。

 さて、2歳の孫はもちろんドレミも判らない。
 しかし、このごろはこの種の玩具が多いせいか、教えもしないのに一瞬のうちにスイッチの入れ方、各種ボタンの意味するところ(音色だとかリズム)を習得し、ボタンを押してドラムを遊んだり、リズムを自動演奏させて自由にダンスをしている。
 そういう現代っ子ぶりに爺バカは感心して目を細めている。
 これまでも書いたことだが孫はスマホで撮影するぐらいは朝飯前である。

 玩具が増えて部屋が狭くなるので、これは孫が来た時に遊べるようにと我が家に置いておくことになった。
 その結果、孫が帰ってからは妻(祖母ちゃん)がその後は遊んでいる。
 昔はエレクトーンや電子ピアノがあったが、モノにならずに棄て去った身には丁度ぴったりの玩具かも知れない。
 そして鍵盤を弾きながら「なんで楽譜の頭の♯やとか♭があるんやろう。」と忌ま忌ましそうに私に聞いたが、私も世間一般の答以上の回答しかできず、「そのうちに演奏前のボタン一つでイロハ・・が変えられるようになるんと違うか。」というようなことしか言えなかった。
 結局、ハ長調の歌だけを探し出してきて遊んでいる。
 孫に追い抜かされるのは時間の問題だろう。
 私といえば右手の人差指一本で「ちょうちょ ちょうちょ」としか弾けない。
 このブログも、右手一本で打っている。
 『もしもピアノが弾けたなら』ではないけれど、楽器のできる人々が羨ましい。

2 件のコメント:

  1.  長谷やんの爺馬鹿が納得で来る可愛らしいお孫さんですね。二十年後お嫁さんに行ったら一番泣くのは多分長谷やんだと思います。それまで、それ以後も頑張って長生きの新記録を作ってください。
     家にも嫁さんが持ってきた彫り物入りのオルガンがあります。家の二階の一等地に新築以来35年ぐらいそのまま動くことなくあります。35年前は嫁さんが何か弾いていましたが、今はオルガンの上は洗濯物の置き場になっています。一杯飲んでこんなことを想うと音楽にうとい私でも、少し感傷的になります。

    返信削除
  2.  バラやん、一杯飲みながらのコメントありがとう。
     孫の夏ちゃんに「写真を撮ろう」と言うと、直ぐに、こんなように「弾いてるようなカッコウ」を見事に演じます。その知恵の成長ぶりを見ると、何かあれば集まって酒を飲んで同じようなことしか語らない私たちの「停滞」が嫌になります。

    返信削除