左下に私をとっているテレビカメラが無気味である |
清少納言に言わせれば「祭といえば賀茂の祭(葵祭)」であるが、さらにその原型とも言われている。
そして八百七十有余年途絶えることなく古式を伝えているという点では最古の祭とも言える。
今年は、その『お渡り式』の中の『南大門交名(きょうみょう)の儀』を見物した。
祭礼の主催権をもつ興福寺の南大門跡において興福寺の衆徒に参列側が交名(出席者名簿?)を読み上げるのであるが・・・・・、
居並ぶ興福寺の衆徒(山法師)がアルバイトのようであり、読み上げに予想したような威厳がなく、ちょっと期待外れであった。
観客など知ったことでない馬が大小を撒き散らしたりした可笑しさの方が記憶に残った。
到着を待っているとき、東京から来たというおじさんがいたので、『私は今年は山法師を撮ろうと思ってここにいるが、東京からわざわざ来たのなら一の鳥居の影向の松のところの「松の下式」に行く方が絶対に好いですよ。』とアドバイスしたのだが、これは的確な案内だった。もし、来年初めて行かれる方は、このブログを思い出して欲しい。
尤も、夜遅くまで徹底して中世の芸能に浸りたいなら御旅所式となる。
おん祭は、奈良ではあるが平安絵巻である。
子供達はそんな些か間延びのした「時代劇」よりも屋台のアテモノに夢中だった。あたりまえか・・・・・・
春日若宮おん祭 万葉集の講義の後先生のご案内で何年にも
返信削除分けて行きました
お旅所の御湯立式三条通りの稚児行列 昨年は南大門へ行きましたが余りの混雑で見えず 聞こえず雰囲気だけを味わって帰りました 十年程前の後宴能は良かったですよ
中旬の献も良かったです 勉強不足で恥ずかしいのですが
いろんな事を これからも 少しずつゆっくり楽しんでいこうと思います
長谷やんさん ひげ親父さんのブログとても参考になります
これからも宜しくお願いしますね
わこたん コメントありがとうございます。
返信削除ひげ親父さんの「淡口問答」同様よろしくお願いします。
私のブログは、何ごとのテーマによらず、全編これ素人のトンチンカンな疑問や感動です。
参考になるような記事はよう書きませんが「あはは」と笑ってお読みいただければ幸いです。
この記事も「なんやなんやなんや、ちょっと期待はずれやなあ」といった素人の素朴な感想です。