2018年3月4日日曜日

アロエはお好き?

   その昔、何方(どなた)かから貰ったアロエを庭に地植えして、建物の土台の目隠しに放っておいていた。
 種類がアロエベラかキダチアロエかも知らない。忘れた。
 時々「私はいかにも熱帯産の多肉植物だ」と言わんばかりの赤橙色の派手な花を咲かせるが、切り花にもできず勝手に咲かせている。

   先日、その庭のアロエが増えすぎたのと、大寒波で一部が「しもやけ」になったので、思いっきりたくさん引き抜いて生ゴミとして捨てたが、妻が45ℓのゴミ袋2個分すべて捨ててしまいそうなので、せっかくだからとほんの一部を食べることにした。

 私も食べられることは知っていたがこれまでは食べずにいた。
 正確に言えば、どんな味かと試しに葉を折って舐めてみたことがあるが、やたらに苦かったので挑戦は止めていた。

   さて、そういう経過を乗り越えて再挑戦で食べることにして、そのレシピだが、アロエヨーグルトは想像がつくのだが、それ以外は感心が無かったこともあり知らなかった。
 
 そこで、ご近所の方には「お刺身で食べる」と聞いていたから、手始めにそうしてみるかと、お刺身(わさび醤油)とポン酢で食べてみると、これが全く癖がなく美味しかった。45ℓゴミ袋2個分がもったいなく感じたが後の祭りだった。

 美味しかったと書いたがそれは味ではなく食感だった。ナタデココのヨーグルトのそれのような感じと言おうか。
 さらに言えば透明のその姿も美しい。
 上等の葛切りにも引けは取っていない。

 その後、何人かで集まる機会に持参したら、女性陣には「美容にいい」と好評だったが、男性陣は「ほんとに食べられるの?」という微妙な反応。
 「美味しかった」というメールもないから不評だったかもしれないが、#$%&#$%&??と解釈しておこう。(アップ後改竄)

 そういえばアロエナントカを歌い文句にする化粧品や健康食品も少なくない。
 昔は火傷や切り傷にそのまま塗るとよいと言われていたが、もう出番はない。
 今般の調理といえば写真上の葉を短冊に切って皮をむいただけである。
 試してはいないが、それを湯掻くとシャッキト感が出るらしい。
 
 この食感をどう表現すればいいのか、味のない葡萄か? 夏に冷やして食べると美味しいだろうなあ。心太よりも上位だろう。
 明日は孫の凜ちゃんに食べさせようと思っている。それほど私は気に入っている。

    孫は来ず年寄だけでちらし寿司

2 件のコメント:

  1. その種のマナーに頓着しない(気配り力が低下した)高齢者・・・・と言う処がガツンと来ました。

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  2.  あははは、忘れてください。
     こういう風に毒づくところが高齢者の悪いところです。ハイ、反省しております。

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