2024年1月26日金曜日

釣鐘まんじゅう

   四天王寺には少なくとも日本一(世界一?)の釣鐘があった。
 二丈六尺というから約7.8mで、有名な知恩院の大鐘(3.3m)の2倍以上の高さがあった。

 で、なぜ過去形かというと御多分に漏れず昭和17年の金属回収令によって供出されたから。
 といっても、各地の大寺院の大鐘は残ったのにどうして四天王寺は守り切れなかったのだろう。歴史的価値が低かったからだろうか。

   そんな話を書いたのも、先日、四天王寺前の総本家釣鐘屋の釣鐘まんじゅうを食べたから。
 釣鐘饅頭は釣鐘屋本舗も作っていて、こちらの方がデパートその他で多く売られているようだが、四天王寺前の総本家の方が素朴というか純粋なようで私は好きだ。

   それは好き好きとして、老舗の頑固さのようなものが感じられるのも印象がよい。
 もみじ饅頭みたいなものとは言ってほしくない。(新種のもみじ饅頭も嫌いではないが)

3 件のコメント:

  1.  曲尺(かねじゃく)1尺 ≒ 30.3cm

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  2.  四天王寺さんの鐘については以前私のブログ「usukuchimonndou」で紹介しましたがこの大鐘は「鳴らずの鐘」とも言われていたそうです。写真を見るのは初めてですが明治36年、大阪で第5回勧業博覧会が開かれるのと聖徳太子千三百年御遠忌にあわせ、明治33年に大梵鐘の鋳造を発願、日本一の鋳物師が3年の歳月をかけて完成させたそうです。
     明治36年の撞き始め法要で1回、金属供出の際に撞き納め式で1回、この2回しか撞かれなかったと言われていますが重さ157トン余り、余りに大きかったため、鋳型を継ぎ足し、上と下との肉厚が不均等であまりいい響きではなかったとかでこれが「鳴らずの鐘」の真相だそうです。
     今も境内には「英霊堂」という4本柱のいびつな台形の建物がありますがこれが大梵鐘の釣り鐘堂だったもので主である梵鐘なき後、4本の柱の間を白壁で塗り固めたと伝わっています。
     総本家釣鐘屋さんの釣り鐘まんじゅう、私はどちらが好きという訳ではありませんが釣鐘屋(デパートに出店している)さんが売っている「バナナ」という和菓子が好きでそのついでに釣り鐘饅頭を食べています。別に本家争いをしている訳ではありませんが総じて後発組(?)は商売が上手く、堺の「芥子餅」も「けし餅本舗小島屋」が街道沿いに大きく店を出し、もう一軒の「本家小嶋」は通り一つ裏に小さな店を構えておられますね、難波千日前ののカレーライスの「自由軒」も分家した「せんば自由軒」がレトルトパックのカレーを販売したりして有名になりましたが本店の「なんば自由軒」とは関係ありませんと言っておられるようです。
     釣り鐘饅頭も芥子餅もカレーも味自体にそんなに大した違いはないと思いますので「スターバックス事件」のような商標権争いで訴訟沙汰になるより仲良く共存されていることがいいと思います。

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  3. ひげ親父さんコメントありがとうございます。妻が立派なコメントに感心し、「元気に快復されたのですね」と喜んでいます。元気だから書けるということもありますが書こうという目的のために元気になるということもあります。これからもよろしくお願いいたします。

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