もう旧冬のことになってしまったが、例年どおり私は、お正月の祝箸の箸紙(箸袋)を手作りした。
偉そうに手作りといってもパソコンで作るだけなのだが、それでも同調圧力の時代、既製品で済ますのは少し許せない。
偉そうに手作りといってもパソコンで作るだけなのだが、それでも同調圧力の時代、既製品で済ますのは少し許せない。
作ったといっても作業はいたって簡単なもので、A4の紙を縦にほゞ四つ折りにすれば完成する。
それでも、毎年どんなデザインにするか悩むのも楽しいもので、それに私の場合は伝統的な関西風で下側から祝箸を刺し入れる形にする。(近頃の既製品は圧倒的に東京式なのも気に食わない)
今年はシンプルに迎春の文字の下に、宮本百合子の『うららかな春はきびしい冬のあとから来る かわいいふきのとうは霜の下で用意された』を書いて、ファミリー全員の名前を印字した。
かつて日本には「花見景気」と呼ばれた時代があったが、人生も毎日が花見三昧で過ごせるわけではない。
先日は「微力であっても無力ではない」ことを書いたが、その「微力」は必ず霜の下で育てられるものなのだ。
祖父ちゃんの手作りになる祝い箸
「それぞの名前は筆で書くものだ」という厳しいご指摘もあろうかとは思いますが、そこはひらにご容赦を!
返信削除素敵な箸袋に 今年の 幸せが いっぱい🙌 つまってますね 😄 ミリオン
返信削除ミリオンさん、今年もよろしくお願いいたします。コメント頂き感謝です。
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