2020年11月28日土曜日

進化しているパリーグ

   日本シリーズがあっけなく終わってしまった。京セラドームは儲けそこなった。

 虎キチというほどでもないが、面白いTV番組がなくなった昨今は、タイガースのナイターを観ることも間々あった。そのタイガースがコテンパンにやっつけられたジャイアンツがホークスにコテンパンにやっつけられた。

 結果だけでなくホークスの投打はいずれもケレン味がないというか、投手は直球を中心とした剛速球ピッチングをしたし、バッティングは観ていて気持ちの良いフルスィングが多かった。

 先発完投型エース中心のセリーグに対して、パリーグは1996年から中継ぎを評価するホールドを公式記録に採用。先発、中継ぎ、抑えのシステムがセリーグ以上に出来上がっている。そういう強力投手陣が強力バッティングを生み出したのだろう。

 高校野球型「美のセリーグ」に対して、メジャーリーグ型「力のパリーグ」と感じた。

 さらに、ホークスは12球団で最も早く3軍制を敷いたということで、育成出身の若い力が好もしく目立っていた。

 「人気のセリーグ」はこの現実を直視して改革しなければ、「実力のパリーグ」にそのうちに人気もさらわれるのでないか。

 以上、偉そうなことを書いたが、私の記事のネタ元はナント赤旗である。いやはや守備範囲と実力の高さは一般紙を超えている。

 おまけとして、京セラドームの観客席に胸にNANKAIの緑のユニホームを見つけた時は嬉しかった。

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