臘梅や深呼吸して生きている
今シーズンは残暑のせいか、わが家の臘梅の開花が遅かった。そのおかげで丁度お正月と重なって「結果よし」どころかバンザーイと喜んでいる。
ドアを開けて庭に出ると臘梅の香りが静かに漂ってくる。
それは金木犀のような強さでなく、といって物足りなくもない心地よい香りである。
「淑気」というのは香りのことではないだろうが、淑気を香りにすればこのようなものではないだろうかと思わせる香りである。
私は悪筆のためどちらかというとメール派だが、メールではこの香りが遅れない。
やはり封筒に花びらでも入れるしかないか。
臘梅は臘月(12月)真冬の花である。そしてこの淑気を思わせる香りである。
一般に冬は心身を鬱にする。その冬にこの香りを嗅いで日脚の伸びるを見届けるとお正月。で、ああ1年を過ごせた、生きている!と私は思う。
本年もどうかよろしくお願いいたします。
初春の便りありがとうございます。青空に桜は定番ですが黄色も清冽でいいですね。
返信削除本年もよろしくご指導願います。
「臘梅や」がいいかな、「臘梅に」かな「を」かなと妻に問うと、「わからん」と。
返信削除節分会に向けて一句ひねりだすためには予行演習が大事。と、気持ちだけは前向きなのだが・・・
新年早々、頭を打っています。