夕方にイオンの本屋に向う途中、ポピヨンピョロピョロと複雑な鳴声が聞こえてきたので顔を巡らせて探しまくったところ、ショッピングモールの外壁に見たことのない黒っぽいツグミを大発見。
周囲の穏やかに流れる日常風景から一人はみ出して興奮に次ぐ興奮。
安物の携帯では撮れないので急いで家に引き返して(往復40分)カメラにおさめ、マミジロかクロツグミに違いないが先ずは図鑑で確認・・としたものの、第1に眉(マミ)がないからマミジロでなし、第2に、嘴も目の周りも黄色に見えず、しかも腹が白くないからクロツグミとも言えなくなった。エエ~。
色合いはヒヨドリの様でもあるが、スタイル、飛び方、鳴声が全く違う??
全く弱った。解からない。
数種類の図鑑と照らし合わせて辿りついた結論は、イソヒヨドリ(雌)。
そして、そして、よくよく読んでみると、先の冬から春のブログで「これまで見たことのない鮮やかなアカハラだ」と信じきって書いていたのも実はイソヒヨドリ(雄)らしいと思い至った。ガ~ン・・・・。
海なし県である奈良(京奈)のここまでイソヒヨドリがやってくるか?と、頭の一部では今でも疑っているが、比較的権威のある図鑑で見る限りイソヒヨドリらしい。ご存知のお方は是非とも御教示いただきたい。
望遠レンズのカメラと双眼鏡と鞄を提げて、息を殺して身じろぎもせずにショッピングモールの壁を凝視している姿は異様らしく、丁度自転車で通りかかった妻が「怪しいおっさん発見」と言葉を発して帰って行った。
『天高く人生なんと恥多き 鈴木真砂女』の句に激しく共感。
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