全体としての猿害の中、鷹の爪だけは、さすがのお猿も敬遠したため豊作だったらしい。
近くに浄瑠璃寺や岩船寺で有名な当尾(とおのう)の里があり度々散歩のように出かけるが、ここの無人販売所に吊ってある「吊るし唐辛子」を見て第一村人に「あれは何ですか?」と聴いたところ、「厄除けです」との返事であったことを思い出した。
乾燥が進むと縄からぽとりと落ちるのを「厄が落ちた」とか「身代わりになった」と考える風習は結構広い地域で知られているようで、韓国、台湾、中国でも「お守り」になっているらしい。
我ながら(といって99%は妻の作品だが)立派な出来栄えなので、室内装飾でも悪くはないが、乾燥がてら道行く人々に見えるところに飾り直そうかと思っている。
唐辛子、お役に立てそうなので嬉しいです。
返信削除「吊し唐辛子」のお話知りませんでした。そう言えば岡山のJAの野菜売り場に吊してあったのを思い出しました。乾燥さすのにえらく面倒な事をして・・買う人もいるのかなと横目で見ただけで通り過ぎましたがそんな謂われがあったのか、さすが長谷やん!!勉強になります。来年はこれで年金の足しの小遣い稼ぎしてみようか・・・我が家も早速吊してみようと家内と話ししましたが多量の唐辛子、吊す「藁」をどう手立てするのかケンケンガグガグの議論が続いています。腹の底は「面倒くさい」という本音がアリアリです。
写真のとおり使用したのは藁ではありません。園芸用の苧(お=麻)の縄、商品名・垣根縄で代用しました。この縄のよじられた隙間に差し込む作業だけですから、決して面倒ではありませんでした。当尾の無人販売所の様なものができれば楽しいでしょうね。
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