2023年11月24日金曜日

グローバル経済

   昔はアメリカ経済がクシャミをすると日本経済が風邪をひくと聞いたことがあるが、今や経済は文字どおりグローバル。‥というような大層な話を書くつもりもないし書けないが・・。

   ① 近くの大型スーパーで夕食の一品用にホタテ貝柱のお刺身を買ってきた。
 中国が日本の水産物の全面輸入禁止措置をとったからと思われるが、ここのスーパーで今まで出ていたものより格段に大きなものがお手軽価格で出ていた。

 一つひとつが大きいという結果だろうが、味が数ランク上のような気がした。
 中国のせいで産地は泣いているのだろうか。この味なら日本国内で十分需要はあると思うのだが。・・経済的な分析をした上での感想ではないが!

 ② この頃ラジオをよく聞いているのだが、この頃のラジオはCMというようなレベルを超えて、圧倒的に「〇千980円」的な通販の媒体になっている感じがしている。そのことに怒っているわけではないが。

 その中の一つに、「とってもお買い得です」「ロシア産ズワイガニ〇〇キロ、今なら〇千980円」と大きな声の宣伝があった。
 エエッ、「ウクライナ侵略に抗議してロシアに経済制裁だ」と言っていなかったか。
  
 「経済なんてそんなものだ」と訳知り顔をしたくない。
 しかし、現代日本の経済は何か美しくない。

 このタイトル、「グローバル経済」としたが、斎藤幸平著『人新世の資本論』ではないが、その発想は地球自身を破滅に向かわしているのではないかとの指摘もある。
 『共感革命』で山極壽一が広井良典の要旨次の言葉を紹介している。
 🔳 グローバル化の先にある社会は、「持続可能な福祉社会」であるべきで、地域の中でできる限り食料やエネルギー(特に自然エネルギー)を調達し、かつヒト・モノ・カネが地域内で循環するような経済をつくっていくことが必要だ。🔳

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