2023年11月4日土曜日

即時停戦を働きかけよ

   「ルールを守って戦争をしろ」という命題が正しいのかどうかということについては根本的な疑問があるが、限定的にはその命題を黙認するととしてガザの現状を見ると、イスラエル建国の大問題は横においておいて、

① 今般のことの発端であるロケット砲撃を始めたハマスは非難されるべきである。

② それに対したものであるにしても、難民キャンプや病院をはじめ一般国民(非戦闘員)の大量虐殺を進めているイスラエルも許されるものではない。

③ 故にというほど単純なことではないにしても、喫緊の課題は「ハマスもイスラエルも先ずは停戦しろ」と言うしかないし、そう言うのが正しいと私は思う。
 ところが、そういう国連決議に棄権した岸田内閣には幻滅以外に何もない。

 パレスチナ問題を頭の中で整理するために先日から世界史を読み返したりしているが、旧約聖書から此の方、主に大陸の世界史は戦争の歴史であり、「正しい国境」を求めようとすると頭がクラクラする。
 「正当な報復」「正当な復讐」には終わりがない。
 また「民族とは何か」「民族と国家とは」という基本的な定義も自分自身ぐらついてくる。もっと中学校ぐらいで勉強しておくべきだった。

 おお創造主 God なるヤハウェ、エホバ、アッラーよ、全知全能の御身はなぜこのように不完全な世界を創造されたのか。

 嘆いていても始まらない。ハマスもイスラエルも即時停戦して市民大虐殺を防げ。日本政府は当事者と世界に向けてホンキで停戦を働きかけよ。

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