ダークダックスのレパートリーには数多くのロシア民謡があり、『小さいグミの木』もその一つだった。
こういう美しい民謡を持つ民族がウクライナ侵略とは・・と思ったりするが、どちらかといえばこんな穏やかな日本人もまたアジア各地で戦争以前ともいえる虐殺や強姦・強奪をしたのだから、民族の特徴なんかではなく、為政者による教育や宣伝、情報統制ほど怖ろしいものはないということだろう。
金木犀は既に終わっているし、この時期いったい何だろうと思いながら歩いたら、上の写真のとおり満開のグミの木だった。こんな満開は近所では見たことがなかった。春に実のなるナワシログミ(苗代茱萸)である。
野鳥がどこかで啄ばんで、飛んで来て、そして糞をして・・他の植栽の中から大きく育っている。
写真を撮っていると別々にご婦人から「何を撮っておられるのですか」と声を掛けられた。
「グミが満開で匂っていますので」と言うと、「この芳香は何かしらと不思議でしたがこれだったのですか」「食べられるグミはこれですか」と同じような話になった。
「来春田植え時には実るかもしれませんから摘んでください」と教えてあげた。
自然を知らない現代人があちこちで自然の逆襲を受けている。先ずは知ることだ。
お節介爺さんのおしゃべりも無駄ではないと信じる。
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