2022年2月22日火曜日

プーチンのウクライナ派兵を非難する

   報じられているところによると、ロシアのプーチン大統領はウクライナ東部のドネツクとルガンスクの各親ロシア派の実効支配を国家として承認し、その「要請」に基づいてロシア軍を派兵すると決定したらしい。

 民族、国家、領土などの問題については単純に割り切れるほど理解できているわけではないが、この地の戦闘状態の停止については2014年のミンスク合意があるわけだから、「ミンスク合意が守られていない事実がある」と主張するなら、当事者全員若しくは互いに合意できる第三者による検証で打開を図るべきである。

 それを、一方的な主張に基づいて戦争又はその脅しによって決着をつけようとするプーチンの態度は認めることができない。

 かと言って、アフガンやシリアなどのように”目には目を”で対抗したなら、大勢の庶民が地獄の経験をすることになる。そういう意味で、非軍事的制裁とあきらめない外交を強化するよう日本政府並びに国際社会に望みたい。

 ニュースを聴いて、いたたまれない気持ちでこれを書いておく。

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