2018年8月29日水曜日

サマータイム

 その主張に賛成・反対という以前に、安倍晋三や森喜朗の言っているサマータイムの必要性という論理が”賛否以前”に全く理解できない。

ネットで見つけた
   オリンピックを酷暑の東京で開催することの愚は横に置いておいても、マラソンのためならスタート時間を1~2時間早めればいいだけではないのか。

 一部の競技は東京以外というのもある様だから、関東周辺の高原でする手もあるだろう。
 交通機関だって、除夜の鐘・初詣では終夜運転をするし、奈良県周辺の話をすると近鉄は天理教の大きな行事のときは臨時列車を増発する。

 サマータイムなどしなくても日本人はいろんな知恵でこれまでも対応しているし対応できる。
 何度も言うようだが、東京の一部で行われるオリンピックのために全国でサマータイムを導入する必要性が、賛否以前に全く理解できない。
 国民の健康に良くないことは実証済みである。

 私個人はどちらかというと朝型人間で、現役時分は朝6時前に家を出て出勤し、みんなが出勤してくるころには二仕事も三仕事も済ましていた。
 外形的にはサービス残業だが、労働組合活動への批難等揚げ足を取られないように気を遣ってきたからだ。
 しかし、私のスタイルを仲間や部下には一切求めてこなかった。当然である。
 サッカーWCを見たい者は夜でも早朝でもテレビを点けるじゃないか。

 結局、・・・誰かがオリンピックでは禁じられているはずの「国威発揚」「国民精神総動員」の仕掛けにしたいのだろう。
 サマータイムは、スポーツマンシップやフェアプレイの精神から最も遠い人物たちの暗い企み以外の何ものでもないと私は思う。

 あっそうか! この行事は「フクシマは完全にコントロールされている」などという大嘘から出発したのだったなあ。

1 件のコメント:

  1.  戦争中天気予報がなくなった。2年後は高温警報が止められないだろうか。

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