8日は十五夜で皆既月蝕だった。
ただ、地球の大気の影響で太陽光の一部が廻り込むとのことで、真っ暗にはならず、悪く言えば薄雲のかかった満月状態だった。
・・・と、言ってしまえば身も蓋もないのでじっくりと観察しながら、各国の想像力に寄り添ってみた。
ヒキガエル(中国)、バケツを運ぶ少女(カナダインディアン)、本を読むお婆さん(北ヨーロッパ)、大きな鋏の蟹(南ヨーロッパ)、左向きの女性の顔(東ヨーロッパ)、水を担ぐ男女(バイキング)、吠えているライオン(アラビア)、薪を担ぐ男(ドイツ)、そして兎の餅つき・・・。
私としては蟹が一番似ていると思ったが、ここは、影を反転させた女性の顔という想像力に一票を投じたい。
前述のとおり、8日の月蝕は別にして、月は万国共通で、その影に何らかのイメージを膨らませるのも万国共通である。
しかし、この満月を眺めながら、楽しくお酒を飲んでいる人々がいる一方で、戦地でおびえながら仰ぎ見ている人々もいることに、想像力が及ばなければならないように私は思う。
さて、荒廃したアフガンの地で人々がどんな顔で笑い転げたのかという鶴笑さんらの報告会を聴こうとチケットぴあで調べたら、7日の夜だけでなく昼にもあると出たので7日の昼のチケットを買って繁昌亭に行ったら、やっぱり夜だけであったので、普通の寄席を見て帰ってきた。我ながら自身のガサツさにうんざりしている。
ただ、娘に教えてもらったランチどころ、天満宮の東の『箸の音』は、そこだけでも出かけた甲斐があるほどで、妻も満足してくれた。
長谷やんの赤い月の写真を見て、高校生ぐらいの時見たアメリカ映画で「レッド・ムーン」を想い出しました。凶暴なインデイアンが、無言で白人を襲う怖い映画でした。昨日は皆既月食を一杯やりながら見ようと思っていましたが、早くやりすぎて夢の中でした。写真を見せてもらって、見たことにしておきます。
返信削除月を見ながら時々思う事ですが、地球と月の距離は約38万kmで、私は今まで車を100万kmは走らせていますので、月までの往復は軽くしています。しかし、月までの光年は1億分の4光年だそうです。あの星は○○○光年です。一番遠い星は137億光年です。とか本に書かれていますが、そんなことを考えるのが好きです。
また、私事ですが嫁さんとランチ恥ずかしいほど行っています。ここ15年程になります。知人には月3~4回程度と言っていますが、実は・・・程行っています。四国島外にも色々行っています。『箸の音』必ず行かさせていただきます。
早速のコメントありがとうございます。
返信削除BS日テレの「久米書店」で「宇宙はこう考えられている」の著者の青野由利さんが非常に興味深いお話をされていたことを思い出します。「人類は宇宙の5%しか知っていない」等々・・・・。ちょっと本屋で立ち読みをして見ましょうか。
なお、「箸の音(ね)」ですが、小さなお店ですから予約をした方がよいでしょう。