2025年5月4日日曜日

かがやけ憲法

    mamazakiさんという方の風刺画の一つに、ひざまずいた女性が「神様!私が何をしたというのですか?」と問うのに神様の声が「何もしなかったからだよ」と答えているのがある。
 子どもの遺影を抱いているからパートナーによる児童虐待がテーマだったのかもしれない。
 だから作者の本意ではないかもしれないが、この神様とのQ&Aは現代日本人の「見て見ないふり」精神を批判しているようにもとれる。
 ナマナマシイ話は別にしても、あの世で地獄行きを宣告されたときに、「私が何をしたと?」と確信をもって問うたときに、「ガザの子どもたちやウクライナの子どもたちが理不尽に殺されていたときに、君は何もしなかったからだよ」と神様にいわれたとしたらなんと抗弁したらよいだろう。
 「多くの日本人は見て見ぬふりをしていたから、私もみんなと同じようにしていただけです」は正答になるだろうか。

    5月3日は憲法記念日。学術会議法をはじめ、じわじわと憲法の規定が踏みにじられている。
 また正直な議論をすれば「核抑止力のない平和外交は理想でしかない」という声が増えていないだろうか。
 かくして私は、日本民主老人同盟か新日本男子の会を夢見ている。桂二葉ちゃんではないが「ジジイども見たか!」と笑われないようにしたいものだ。

1 件のコメント:

  1. お会いしたかったです。幸岳人より 来年こそ

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