あまりにその花の色が珍しくて新鮮なので、自転車を停めて「その木は何ですか?」と尋ねたが、それから大阪へ出て夜に帰って来たときには、例によってすっかり名前を忘れてしまっていた。嗚呼!
それから、記憶の欠片をあっちこっち繋ぎ合わせて、本やネットを探して・・・何日も後に「確かカリカンサス」とたどり着いた。
そしてこの冬、沈丁花が枯れたので、沈丁花が生えていた後をどうしようかと考えたとき、ご想像のとおりこの木を思いだし、ただ広告の文章を信じてネット通販で手に入れ植えつけた。
それは落葉した裸木だから、半分賭けみたいな気分でただただ春を待ち、あまり土壌の良くない場所だったので心配もしていたが、4月の声を聞くと小さな芽が出て、さらには蕾らしい膨らみが出て、そうこうするうちに、妻が「花が咲いてるよ」と教えてくれたのが写真の花。これ、ちょっと妖艶ではないですか?
キラカンサス→誤り 正しくはカリカンサス
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