2024年3月20日水曜日

デジタル化に敗けないぞ

   退職者会の会員は当然に高齢者であるので、先の会報には「居酒屋の注文までデジタル化」を愚痴る投稿があり、それに「同意」の感想もたくさん届いている。
 

 私も以前に昼食をとりに食堂に入ろうとして、入口の券売機がデジタル化されていて戸惑ったことがある。
 要するに、食事か喫茶か、和洋中何か、ランチか軽食かなどなどなどを順にクリア(選択)していかないと前に進めないし、「訂正」で後戻りすると見慣れない画面になり、その内に私の後ろに順番待ちの列ができたから、恥ずかしくも途中で買うのを止めて逃げ出した。
 大きな声では言えないが、現代人半分失格の身である。
 なお、その店には比較的空いている時間に再挑戦し、とりあえずは普通に食べ物にありついた。

 そんな程度だから、ファミリーで食事会の時などは、孫の夏ちゃんがハイハイとみんなの希望を入力、送信してくれる。それをただ口を開けて感心している。

 そんなこともあったから、近くの大型スーパーのレジの機械化には、「できるだけ早期に慣れよう」と妻と話し、既報のとおり「レジゴー」なるセルフレジ方式を選択して使用している。
 気を抜いてスキャン忘れなどして万引きまがいに疑われるのも絶対に避けたいから、変な意味で注意力がいるが、そのためにも体にルーティンとして覚えさせる必要があると思う。
 今回は「以前に出ていたクーポン券」を使用する方法も一応クリアした。

 大型スーパーでは、日々機械化が進み機械自体も更新されていっている。それを横目で睨みながら「敗けないぞ!」と呟いている。
 世のIT化についていけてないことを自慢げに語る老人グループには入りたくないと思っている。

1 件のコメント:

  1. 久しぶりにスーパーに行ってレジゴーを使った。難なく使用を済ませたが、最後の最後に、こちらの端末の画面を向こうに読み取らせて端末を返す作業を忘れてそのまま出ようとした。慣れなアカン。慣れなアカン。

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