2022年1月27日木曜日

けったいな待機期間

   以前のブログに記載したとおり、孫の凜ちゃんの療育園(保育園のようなもの)がコロナ感染者発生のための2週間強の休園中だ。
 その後は平穏に推移しているようで2月から再開されることになった。

 休園当初に検査の結果陽性だった凜ちゃんは休園期間中に症状なく10日間経過したから、最終的に定められた検査で陰性となれば理論的には通園可になった。

 問題は母親である。凜ちゃんの陽性結果後直ぐに陰性と結果が出た母親は濃厚接触者となり、ここが問題なのだが、「濃厚接触者は感染者の療養解除後10日間の自宅待機」ということで、すでに2回陰性が確認されていてさらにもう一度陰性確認が取れたとしても、凜ちゃんの送迎が不可、つまり普通には凜ちゃんは通園できなくなった。

 おかしなことは、もし母親が陰性でなく当初から陽性の無症状だったとしたら、凜ちゃん同様10日間経過したから最終的な陰性確認で送迎も可になっていただろうが、幸か不幸か陰性であったためにさらに凜ちゃんの療養解除後10日間、合計で20日間以上のの自宅待機が求められるというけったいな不合理が生じている。

 一般論として、母親が非正規雇用の場合は、それは収入が途絶えることでもあり1日1日が重要な意味を持つ。何よりも陽性よりも陰性の方が長期間待機しなければならないというのは普通に考えて合理的・常識的でない。

 「濃厚接触者は感染者の療養解除後10日間の自宅待機」という考えが100%ピンボケとは思わないが、実態を考慮せぬ杓子定規であるのは間違いない。

 「死んだ子の歳を数える」ではないが、先の総選挙で共産党が前進しておればもっと鋭く解決を迫られるのに、維新や国民では何の役にも立っていない気がする。

 それはそうと、凜ちゃんはこの自宅待機で体力が落ちたようだ。療養を要する子の場合はこのように1日1日が馬鹿にできない。
 祖父ちゃんの顔を見るなり「たきび」というので焚き火を熾したら喜んであたってくれた。テレビだけでなくリアルな自然を喜んでくれるのは何よりもうれしい。

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