2016年11月15日火曜日

音楽療法はすばらしい

60名を超える行事だった
   老人ホーム家族会の秋の行事は「想い出のコンサート」だった。
 今年の行事は入居者の体力のことを考えて1時間にと短くしたが、1時間では惜しいぐらいに盛り上がったと役員や施設のスタッフ皆が言ってくれた。
 義母もボンゴを叩いたりして日常よりも格段のご満悦だった。

 コンサートというよりも「みんなで歌おう会」で、その内容はほとんど音楽療法士に丸投げだったが、「さすが」と思わせる進行だった。
 家族会のメンバーもてきぱきと楽器を配るなど、すべてが気分よく運営された。

 職場のOB会の行事よりもみんなが文句なしに協力しようという雰囲気に満ち満ちているのはなんでだろうと少し考えた。(これはOB会の方の反省として)

 司会の言葉にいちいち返事をする人、プロジェクターが歌詞を映すと途端に歌い出す人、もちろん眠る人・・・・、みんなみんな、それぞれが楽しい1時間のようだった。
 今日は行事の主催者だったが、10年後には会場の主人公になっているかもしれない。
 なので音楽療法士の方々に、その折の「想い出のコンサート」では、プレスリー、ニール・セダカ、ポール・アンカを選曲してねとお願いしておいた。

    小春日やボンゴ叩いて母歌う

4 件のコメント:

  1.  「老人ホームの歌う会ならこの歌は外せないでしょ」という貴方の選曲を教えていただけませんか。選曲理由も教えていただけるとありがたいです。

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  2. あめふり・鐘の鳴る丘・歌の町・思い出のアルバム・はなさかじじい・いなかの四季・仲良し小道・大こくさま・故郷・鞠と殿様・夕焼け小焼け・・・・「夢は今もめぐりて」と題して小沢昭一の歌った童謡ですが・・・・

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  3.  スノウさん、「いなかの四季」は私は知りません。この中で一番選曲したいものはと問われれば「鐘の鳴る丘」です。ラジオから流れていた時代にタイムスリップして目を廻しそうになります。

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  4.  思い返してみると「家族介護」の時代はここに書いたような老朗介護の気分にはなかなか為れなかった。施設介護によって多くの物理的精神的時間が解放され、同様だった家族どおしが手を取り合ってこんな楽しいひと時が生まれたのだと思っている。

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