2014年7月15日火曜日

XPよ さらば

  Win XPのパソコンを捨てることにした。
 米国国防総省方式といわれる最強のデータ消去を行ったが、その結果を素人は確認することができない。
 世界的な企業の信じられない不正等が種々報じられていることを思えば、それを疑うのも許されるだろう。
 そこで、念には念でハードデスク(HDD)をさらに物理的に壊すことにした。
 HDDをパソコン本体から取り出すのは簡単だったがHDDの蓋のネジが固くて?小さすぎて?プラッタ(鏡のようなプラの円盤)部分が出てこない。
 だが、横からドライバーを差し込んでラジオペンチでこじたら容易にプラッタが現れた。
 この小さな円盤に驚くほどのデータが載っているのかと思うと、技術の到達点には腰を抜かしそうだ。
 そうしてプラッタをペンチで破壊した。
 これ以上の疑いは不要である。
 私などがワープロ専用機を使っていた頃、「パソコンにしたらバージョンアップができて一生買い替える必要がない」とパソコン派の方々から聞かされていたが、結局何代代替わりをしたか知れない。
 もったいない大量消費社会に翻弄されているのだろうが、最低限ついて行かないと現代社会人として必要な情報スキルを維持できない。
 ネット社会の若者の右傾化を心配するよりも、ネットすら覗こうとしない情報弱者が為政者の情報操作に操られていることの方が重大だと思う。

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