アマゾン |
これをお読みの皆さんはお笑いだろうが、「パソコンなんて」とおっしゃっている多くの方々はメイコさんと五十歩百歩の感想を抱かれても不思議でない。
いうまでもなくアマゾン=Amazonは、アメリカ シアトルに本拠を置く世界的なネット通販会社である。
日本国内の本などは新刊書も中古本も豊富で、少なくないケースでは送料無料で、近所の書店に取り寄せてもらうよりも配達も早い。
その裏では、買い叩かれた宅配業者は悲鳴を上げ、佐川急便が佐川側から取引を取止めたというニュースも記憶に新しい。
さて、少し古い話で恐縮だが、3月にフェースブックに書いた話をここに書く。
その理由は、つい最近、知人のフェースブックに同じ話を見つけたからである。
3月・・・、メールの「カード利用代金のお知らせ」に身に覚えのない請求が載っていた。普通、この「お知らせ」は「電車賃」や「本」ぐらいで定型的なものだから多くの場合はロクに読みもしないが、その時はたまたま目についた。さて、3900円のアマゾンの買い物の記憶がない。
妻に話すと「買ったものを忘れたんとちゃう」と言うのだが、最近は特別なものを買った記憶がない。本で3900円ならちょっとしたものだから、値段からして珍しいから覚えているはずだ。
さてはカードの情報を盗まれたのかと不安もよぎった。2~3日考え抜いた。
少し経ってから「お知らせ」メールにあった「アマゾンプライム」というのが気になった。ただのアマゾンではない。プライムとは何だ。
そして、いろんな検討を経て辿り着いたのが「無料お試し期間」を使った記憶で、中古本であろうが、数百円の本であろうが、送料無料で超特急で配達されると・・・「今日から1か月間無料でご利用いただけます」という「無料お試し期間」の利用だった。
答えを言うと、この無料体験期間が終了すると自動的に有料会員に切替わり年会費が発生するというもので、私の場合はアマゾンの画面から「Amazonプライム」に入り会員登録終了手続を行ったので、『有料会員に切替わってから一度もプライムの特典を利用していない』ということで、3900円は返金された。
そしたら、そもそも『1か月後に有料会員に切替わる』というのは当初一切記載されていなかったのかといえば、後で判ったことだが、画面をスクロールすると目立たないところに小さく小さく小さくその文字はあった。余程神経質な人でない限りそれは気付かない。
これがアメリカ流なのだろう。「善良な市民が普通の読み方をしたならば誤解するだろう」というモラルなど通用しない。詐欺すれすれの「脱法説明文」でないか。
だが、このアメリカの流儀はアメリカ資本に乗って今や日本の流儀になりアジアの流儀になりつつある。
テレビCMも広告チラシも同様だ。ネット通販だけでない。
自給自足生活が無理であるなら、私たちは余程賢明にならなければならない。
ポイントは・・・、身辺で解らないことが発生したとき、「負けるもんか」と立ち向かう根性だと思う。
「怖いものには近づかない」というのは正しいようで負け犬の遠吠えだと思う。
生き馬の目を抜く様な現代に、負けるな高齢者!と自分に言い聞かせている。
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