2013年1月5日土曜日

葩餅(はなびらもち)は、むむむ

  おもしろうてやがてかなしき鵜舟哉
  義母、義姉、息子ファミリー(含夏ちゃん)、娘夫婦が帰っていった。
  我が家のお正月が終わった。
  夏ちゃんのことをいっぱい報告したいが、今日はじっと我慢する。

  さて、今年から我が家のお雑煮は、九割方妻の引き継いできたヤマトバージョンにした。
  白みそは大阪型だが丸餅を焼いて入れる、そしてきな粉をつけて食べるというところがヤマト型である。(大阪市内は丸餅は茹でる。きな粉はつけない。)

  お雑煮の型ほど地域性が感じられ伝統が感じられるものはないとも言われるが、地域の中だけで結婚していた時代でもなし、「亭主関白で〇〇家の決まりだ」でもないだろうから、これから大きく変化していくのは避けられないだろう。
  でも、大きく崩れるのはちょっと寂しい。(これホンネ。で、妻も白みそで大阪型を残してくれた。)

  お正月に娘夫婦が葩餅(はなびらもち)を提げて来た。
  茶道では初釜に用いられる。
  元々は菱葩餅(ひしはなびらもち)といって宮中の新年のお餅とか。
  それは、径15㌢厚さ6㍉の丸餅を火であぶり、その上に長さ14㌢厚さ9㍉のあずき色の菱餅のあぶったのを重ね、二つに折り、間に甘く練った白みそをまぶしたごぼうの砂糖煮をはさんだお餅と書かれている。
  まあ、それが洗練されて今の形になったのだろう。
  私たち夫婦には好きな和菓子の一つである。

  その種のしきたり等に全く無頓着に育った娘であるが、年相応に気もつくようになったのかと胸をなでおろしたが、話をしているうちに「初釜つまりお正月独特の和菓子であったとは知らなかった」と、ただ「ケースの一番前に並んでいたので購入した」と、むむむむ・・・・・・

4 件のコメント:

  1. 約20年来、毎年年始に伺う、京都の「ボロ、超貧乏禅寺」で今年のお茶受けが「はなびら餅」でした。京都の有名な「中村軒」のそれでウンチクを聞かされました。ここの和尚は今年滋賀県の有名な大寺の管長さんに「大出世」をされるのでハリコンで高価なお菓子を出されたのでしょう。後日機会があればこのお話をコメントしたいです。ここでの座禅、作務の思い出も・・

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  2.  スノウさん 楽しみに待っています。

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  3. いやいや、摺り込まれた遺伝子の為せる業でしょう。近頃、自分がしている所作に、ふと、父親(てて親)の姿がダブる事があります。

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  4.  褒められると恥ずかしい限りです。
     娘は奈良一刀彫の巳さんを見て「250円?」と聞きました。こんな程度です。
     ただ「一桁違う」と言ったものの、私も当初はよく似た感想でした。
     やっぱり蛙の子は蛙でしょうか。

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