2011年10月5日水曜日

記紀に呪われた堺

 昨日、堺市博物館に行くと、受付の係員が、他の高齢者とおぼしき人には「65歳以上ですか?」と尋ねていたのに、私には全く聞かずに観覧料を要求してきたので少し気分がよかった。

 須恵器の時代、古墳時代、中世等々と歴史の重さが断然違う堺だけあって大方の展示には満足したが、例によって大仙陵古墳をほとんど文句なしで仁徳天皇陵と大々的に表示しているのには疑問が残った。
 なぜなら、別の場所の解説でははっきりと古墳の年代順を上石津ミサンザイ→大仙陵と書いて展示してあり、これが上石津ミサンザイ(履中天皇陵)→大仙陵(仁徳天皇陵)なら親子(仁徳・履中)が逆転しているのは明らかだ。付言すれば田出井山古墳(反正天皇陵)もヤマト王権の盟主墓としては貧弱であり、土師ニサンザイ古墳の方が天皇陵というのが定説だと思うのだが・・・、
 この博物館には、「伝仁徳天皇陵」と小さく付記するに留める程度の理性を求めたい。記紀の呪いは政令指定都市の博物館をも金縛りにしているようだ。
 
ネットから
 帰ってみると、堺の同窓生から「たまには堺に帰っておいで」と、文化財特別公開その他の資料が届いていた。ちょっとした以心伝心のような・・・今日は何という日だったのだろう。
 幼馴染はありがたいものである。

 遥か小さい時分の匂いや音の記憶は大きく、京都の南部、奈良の北部にも「ふとん太鼓」があるのだが、その太鼓のリズムが微妙に異なって馴染めない。おかしなものだ。

4 件のコメント:

  1.  元気にしております。

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  2.  茅渟の海さん「元気にしております」とのコメントありがとうございました。
     私は一昨日も昴を眺めて悦に入っております。
     またブログにチャチャを入れてください。

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  3. 私は白髭のおかげで(?)映画館などはすんなり、割引で入れます。堺博物館には「ふとん太鼓」が展示してあると聞きましたが見ましたか?

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  4.  堺市博物館に飾ってある「ふとん太鼓」はなかなか立派でした。この地の山城郷土資料館にも飾ってありますが、大きさも質も少し劣ります。それにしても、音のない太鼓の展示というのはお風呂でおならのようなものですね。その点、岸和田のだんじり会館は合格だと思います。
     この地の太鼓のリズムに馴染めないと書きましたが、それは堺のリズムよりも相当早く「ドンドンドン よいとまかせ」「ドンドンドン よいとまかせ」という感じです。
     

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