2011年1月10日月曜日

“えべっさん”に感謝感謝

 施設の生活は単調なので出来るだけ刺激を持ち込むように心がけており、今日は妻が妻の母のところに福笹を見せに行ったが周囲の多くが興味を示さず、「ハハハすべった」と言って帰ってきた。

 実母の方は今日は比較的体調がよく、大声で「商売繁盛で笹もってこい、商売繁盛で笹もってこい」と笹を振ったので、一緒に歌いだしたり手を叩いたりする人もいて部屋中が盛り上がった。この一瞬の笑い声だけでも“えべっさんのご利益ご利益”と何かじ~んと感謝した。

 「福笹を飾っておきたい」と言ったが「(施設の)イエス様に悪いやろ」と答えたら「それもそうやな」と納得した。

 帰る時、いつも無表情の方もにっこりと挨拶を返してくれた。

1 件のコメント:

  1.  「福笹は前年より貧相にしたら験が悪い。だから調子に乗っていろいろ付けたら(来年)あかん。」という家訓のため、必ず基本の吉兆にプラス1と定めています。
     今年は妻が小さな熊手にしました。
     商家の店先なら不足かもしれませんが、高齢者の騒ぎの種としては十分でした。

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