2011年1月6日木曜日

魔女の忍び泣く声は恐ろしい

 通勤の頃は朝の5時40分に家を出て駅まで20分程歩いていた。
 真冬の頃は真っ暗で空気はキンキンに冷えていた。
 そんな時、突如背中の後の方からヒュヒュヒュ~~ン ヒュヒュヒュ~~ンという不思議な音が聞こえてきたことが何回もあった。
 まだ鳥が飛ぶ時間でもなし、キンキンに冷え切った電線か、歩道橋の微かな振動か、そのたびに周囲を探索するも原因不明で、魔女の忍び泣きに似た怪奇現象は冷え切った真っ暗な空気以上に背中を凍らせた。
 こんな不思議な現象だから、必ず理科の本や文学の中に出ているはずだと2年間ほど探してみたが見当たらず、これは魔女の忍び泣きに違いないと確信し始めた頃、一瞬、真っ暗の空に真っ黒な水鳥らしいものがヒュンヒュンヒュンと超低空飛行をしているのを発見(幻覚?)した。夜間に餌場に行っていた帰り?と思われる。(それとも出勤??)
 誰ですか! 「鳥は鳥目だ」と言ったのは! ・・・・・ 真っ暗の中を確かに飛んでいましたぞ・・
 どなたか、こんな魔女の忍び泣きを聞いたお方はおられませんか。

 そんな風に魔女に間違われ、新型インフルエンザの運び人のレッテルを張られ、水鳥は悲しからずといったところですが、近くの永谷池のオシドリやカワセミは文句なしに「愛しからずや」といってよいでしょう。・・今日、電動アシスト自転車で行って撮ってきました。(左オシドリ 右カワセミ)



3 件のコメント:

  1.  2年間ほど真相究明に向けて悩んでいたというのは嘘のような本当の話です。今でも100%水鳥だと断言できる物証は得ていません。

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  2. 岡山の隠居所で山作業で笹か何かで眼を突いて昨日から痛みとと涙で苦しみました。今日帰ってきて半日眼を閉じ養生したら良くなってきました。ので・・。普段都会の喧噪の中で暮らしてる人が音の聞こえない静寂の中に居ると耳の中に残っている雑音が耳鳴りのように音を意識することがあります。山の中に居ると女の人の話し声のような音が谷底から聞こえたり、夜、寝ていると爆音が聞こえたような感じがして飛び起きたりします。「狐狸、妖怪」の脅しかもしれません。でも一番怖いのはそこらに生きている人間に間違いないと確信しています。

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  3.  スノウ仙人!人間嫌いが過ぎて本物の狐狸妖怪になられませんように。

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