2011年1月2日日曜日

お正月の想い出は無いと言う母

 お正月ということで義母の外泊許可を許していただいた。
 よい機会なので小さい頃の農家の想い出をいろいろ尋ねてみた。
 藁を編んで縄にし、綿の花で糸を紡ぎ、莚(むしろ)を作ったり、草履を作ったりしたことや、・・
 おやつの中で一番美味しかったのは自家製の端午の節句の粽(ちまき)で、それを醤油で食べたことなど、まるで宮本常一になって聞き入った。
 そして、田植え、草取り、薪取り、大豆・小豆の土寄せ、稲刈り、松茸山の番、茸取りと、大正生まれの農家の娘には手伝い以外の記憶がないようだった。
 そこで「縄の編み方を教えて」と言ったところ、「もう忘れた」と言いながらも手の方は無意識のうちに動き出し、これが要介護4???というような力のこもった俊敏な手さばきで・・・、それはもう紛れもない大正生まれの農家の娘の手であった。

2 件のコメント:

  1. 数年前、岡山で環境保護講習会に参加したとき「縄のナイ方」を教えて貰いましたが最後まで出来なかったことを思い出しました。地元の古老が一生懸命教えてくれるのですがどうしても出来ませんでした。周りで見ている中年の男、女女も、もどがしいそうに見ており、教える老人もドンクサイ私にイライラして来て、冷や汗かいた自分の事を思い出しました。先端家庭電化商品を扱いかねている年寄りを馬鹿にしている若者もやがて自分が冷や汗かく時が来るかもしれませんね。

    返信削除
  2.  スノウさんコメントありがとうございます。
     因みに、私の娘(もちろん成人)は、「莚(むしろ)なんか言葉は知っているが見たことはない。」と言いました。
     そりゃ、仕方ないですね。
     「ただ自分の祖母が実際に作っていたことは覚えておきなさい。」と言っておきました。

    返信削除