2013年8月30日金曜日

コンピュータグラフィックスを習った

  近くの奈良大学のCG入門講座{(3時間+自習)×4日間}を受講した。
 考えてみれば、これまで全く見様見真似でワード、エクセル、メール、パワーポイント、写真、ネットを触ってきたので、少しトラブッたら絶望的に悩んでいたのだが、かといって、何となくその時々でどうにか対応してきたので今さら「ワード・エクセル入門講座」はええやろうと放っておいてきた。
 だから、パソコンの講座らしい講座を受講するのは初めてであった。

 「本講座を受講された動機、目的は」というアンケートにも、「おもしろそうなのでやってみたかった。」「IT時代に遅れないため」というええかげんなものであったが、5日前には全く無知であったことが5日後には曲がりなりにも少々理解できるようになっているというのは魔法のようなことである。
 こんなものは「勉強」というよりも「操作技術の習得」のようなものだが、それでも、全く新しい世界を手に入れることは楽しいことだ。
 受講生仲間の多くも、「この技術を活用する可能性はほとんどないが、脳みその活性化のためにやってきた。」というご同類がほとんどだった。

 で、ゼロから出発して12時間後にできたのが『天武・持統天皇陵の3次元CGによる復元』で、何んともチャチな作品だが失敗の連続の末にできたものなので本人にとっては感慨深い。
 このブログのものは「写真」にしたものだが、本来の作品は文字どおり3次元で思いどおりに動かすことができる。色合いなども瞬時に変更することができる。それがどうしたと言われると困るが、ちょっとした玩具である。

12時間かけて作った作品
  ちなみに、天武・持統天皇陵は飛鳥の地の藤原京の中心線上にあり、鎌倉時代盗掘時の記録(阿不幾乃山稜記・あふきのさんりょうき)から、日本書紀や延喜式に書かれていたとおり、当時の天皇陵独特の八角墳であり、天武天皇の夾紵棺(きょうちょかん)と持統天皇の金銅製骨蔵器が納められていたことが判っている。

 私は輝く葺石を敷いた高度な人工構築物をイメージして作成した。
 明日、復習してみたらどの程度できるかは自信がないが、息子や娘が来た時には立派な修了証書だけは見せびらかそうと思っている。

5 件のコメント:

  1.  古代史のように好きなテーマを聞いている分には脳みそに緊張が走らない。
     今回は操作の前提となる設計段階で50数年ぶりに√2が出て来たので驚いた。「一夜一夜に人見頃」を思い出すのに昔のテレビのように時間を要した。あ~あ。

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  2. CG入門とは、ちょっと走り過ぎですぞ、ついてイケません(笑)
    わこたんの御主人はやっておられるのかな?

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  3.  いえいえ、ひげ親父さんの「パーソナル編集長」の足下にも及びません。
     今回の楽しい経験から、あまりに「自主独学」を進むのでなく、ワードの基礎から勉強したくなっております。
     

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  4. とんでも御座いません
    長谷やん ひげ親父さんの様な高度なパソコン技術は
    ありません 全くの見様見真似です
    それで事足りている様です
    先日も元の支店の年一回の集まりの会の案内状を
    どっと出していました 毎日少しずつ返信ハガキが
    届くのを楽しみにしているようです
    今も明後日の財団の運営委員会の資料作りで
    別の部屋でパソコンに向かっているようです
    そんな程度です(笑)

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  5.  わこたん、コメントありがとうございます。
     パソコンを完全にマスターされているのですね。
     ところで、私のように基礎を押えずに見様見真似ですとアレンジが効きません。そこで、ワード2010は使い難いなあと今も悩んでいます。

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