2013年5月7日火曜日

菖蒲の鉢巻

  私は、5月5日の端午の節句に菖蒲を軒に上げる。(今年は基本どおりそうしたが、多くの年は5月4日にする。)
 その夜の露を受けた菖蒲で5月6日に菖蒲湯をたてる。(多くの年は5月5日にする。)
 そして、お湯から上がるときに菖蒲を1本抜いて、それぞれが頭に鉢巻をするのが我が家の恒例である。
 菖蒲の臭気で邪気を払うとか頭痛にならないというのは全く不合理で迷信めいた因習かも知れないが、季節のけじめのように続けてきたし、今年は長男ファミリー、長女夫婦も含めて全員で鉢巻をして夕餉についた。ちょっと壮観であった。
 このブログを書いてから、こういう行事が各お家ではもうされていないことを知って驚いた。私は少なくとも関西ではほぼ全ての家庭で行われているものと思い込んでいた。つい最近まで本当にそう思っていた。
 日本を代表すると言いながら、その実、多国籍企業・無国籍企業である財界とその代弁者が口を開けばグローバル化だグローバル化だと耳蛸である。
 菖蒲の鉢巻で夕餉を囲んだりしていたら、そういう人々から、極東の時代遅れと叱られるのだろうか。



7 件のコメント:

  1. 夏ちゃん 可愛いい!
    元気で大きくなってね♪

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  2. 長谷やんさんの爺馬鹿高数値は写真を拝見して納得!

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  3.  わこたん、スノウさんに抗議! この記事のラベルは「民俗・行事」であって「爺馬鹿日誌」ではありませんぞ。
     要はそれ程鼻の下を長く伸ばしてデレデレの体で書いているのが透視、・・・図星ということですか?
     穴があったら入りたい。
     で、夏ちゃんですが、夏ちゃんは帽子もあまり好きではありません。ですから、自分の鉢巻を投げ捨て、そのあと全員の鉢巻を投げ捨てましたが、爺ちゃんはそれもこれも楽しくてしょうがありませんでした。ああ。

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  4. 以前にも書きましたが「栴檀は双葉より芳し」お仕着せを嫌う自由人になりそう
    頼もしいぞ、夏ちゃん!

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  5.  昨夜ミナミで飲みましたが、誰も鉢巻はおろか菖蒲湯もたてておりませんでした。それが現代人の正常な生活なのですね。ちょっと肩を落として帰ってきました。

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  6. 5月5日は菖蒲湯だったと銭湯愛用の連れはいっていました。

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  7.  yukuriさん、そこで、1本失敬して鉢巻をしてきた・・という話ではないのですか。残念。

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