もう2週間ぐらいになるだろうか、早朝4時半頃にホトトギスの声のバックコーラスのようにヒョッヒョッヒョッヒョッヒョと飛びながら鳴き続ける声が聞こえている。
例のところに例の鳥が帰ってきたなと、この目で(カメラで)確認できるのを楽しみにしていたが、なんやかやと用事があったり、起きるのがうっとうしかったりで、今朝まで延び延びになっていた。
古いブログに書いたが例のところとは大型ショッピングセンターの「数ヶ月に数回だけ使用する臨時駐車場(病院建設が頓挫したため贅沢に臨時駐車場として放置されている土地)」。
例の鳥とはこのショッピングセンターの造成前にここに住んでいたコチドリ(正確には、大型造成の途中でこの地が「西部劇の大荒野」然としていた一時期に巣造りをしていたコチドリ)。
ショッピングセンターの造成~建設によって、その巣が破壊された後は彼らの姿を長い間見なかったが、その末裔が帰郷したに違いない。
さて、この贅沢な駐車場の自然を讃えるべきか、それとも、こんな帰郷を決断するほどに住みにくくなったと想像される木津川の河原の荒廃を嘆くべきか。
私は家にいて、嬉しいBGMとしてその声を楽しみながら、独特のチドリ、シギ、アジサシ類の飛び方を遠望して喜んでいる。
駐車スペースのすぐ近くにあると思われる彼らのスイートホームが人に見つからないうちに無事巣立ちができ、あの声が泣き声にならないよう心から祈っている。
花の名、野鳥の名前、鳴き声に対して何も知らない、覚えられない先天的どんくささとでも言うべきスノウです。「どこに眼を付けてんねん」「何聞いてんねん」周りの自然を知らないことばかりの「ぼんくら」です。年寄りの「糧」は花鳥風月とも言われていますが私は餓死寸前の状態です。これからも宜しく教えて下さい。
返信削除写真の車止めとの比較でお判りのとおり小さな小さな鳥です。
返信削除2方向は急行停車駅と大型ショッピングセンターに向う歩道です。
世論調査をしたわけではありませんが、99.9%の方は「雀だろう」ぐらいに無視をして通り過ぎておられます。