基本的に屋外に出ることのない義母や実母に四季の移ろいを感じてもらおうと、「解説付きの写真アルバム」を作成して時々持参している。
「こんな花が咲いているの?」「こんな鳥が飛んでいるの?」と喜んでくれた時には作成した甲斐がある。
で、今日は「夏鳥の代表ツバメ」を持っていった。
電線に止まってはいるが、ツバメらしいスマートな写真はとりあえずは好評だった。
・・・・そして、今日の解説は、① 日本のツバメは冬の間はオーストラリアに行っている。 ② だから、オーストラリア人は「ツバメは冬の間は日本に行っている」と言っているだろう・・・・というもので、写真を見せる前にマクラとして ① 北半球の夏は南半球の冬である とか ② 太陽に対して地球の自転軸が傾いているから四季がある とか 十分に絵を描いてまで“振っておいた”のだが、一向に解説には笑ってくれず(解説の文章が理解できず)、完全にスベッてしまった。
「ちょっと立ち位置が変わると発想が逆転する・・のが可笑しいですね」などと解説を解説し始めたら作者の負けで、今日は、敗北感に打ちひしがれて帰ってきた。
「老人介護施設にユーモアを持ち込むのは結構難しい」と、自分の能力のなさを棚に上げて妻に説明した。
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