2023年9月28日木曜日

視力のこと

   顔面神経麻痺を発症してから急速に細かい文字が読めなくなった。
 脳神経内科の医師は「閉じられなかった瞼が閉じられるようになったから治療は終わり」と言って、「あとは眼科に相談」と告げられた。

 ということで眼科に行って視力検査を受けたが、例のCのような輪っかだが、「はっきり判らなくてもそれらしいところを答えて」と言うのでそうしたら、「今の眼鏡で十分だ」と宣告された。えええ。
 「本が読めない」と相談しているのに、「読める」と言われても・・・。

 細かい文字が読めない。読んでいるうちに神経麻痺側の眼だけ涙が出る。エトセトラ。その辛さが伝わらない。
 「どうせ大した本など読んでいないだろう」と思われたのか知らん。
 ということで、天眼鏡を使って本やパソコン画面を読んでいるのだが、今般、「天眼鏡で一定是正されるなら」と思いつき、百均で老眼鏡を購入し、乱視+老眼(遠視)の元々の眼鏡の上にオーバーサングラスみたいに二重にかけると結構見えるようになった。

 専門家は「そんなことをするとますます悪化するぞ」と言うかもしれないが、片目をつぶって天眼鏡で読むことを思うとマシではないかと反論したくなる。
 それでも、読書のスピードは急速に低下して、ため息をついている。

2 件のコメント:

  1. 視力の衰えは本当につらいものです。私の場合は学校での授業中黒板の字が鮮明に読めなくなり、中学生の頃から眼鏡のお世話になっている。以後数年に一度はレンズが合わなくなり眼鏡を買い換えている。
    残業がなく定時で帰宅できる職場に異動になった時、思い切って運転免許証を取得した。(41才だったと思う)その後も視力の衰えは続き、白内障手術を受けたりして一時は良くなるものの、楽譜が読みづらくなったり、運転中標識を見落とし逆走することがあって、事故ってからでは遅いと思い、思い切って62才で免許証を返納した。うたごえ運動からも退いた。悔しいが仕方がないと自分自身に言い聞かせた。
    それから早くも15年が過ぎてしまった。今ほど時がすぎるのが速いと感じることはありません。(ケンタ)

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  2. ケンタさん、字が読み辛いのは文字通り辛いですね。コメントありがとうございます。

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