2023年9月5日火曜日

中央構造線

   関東大震災から100年ということもあり、東南海地震も気になるところだが、少し違う角度からは中央構造線が気にかかる。

 中央構造線についてはイコールで活断層ということではないようだが、奈良県との県境に住んでいる私は奈良県を南北真っ二つにに分けている中央構造線が気にかかる。・・ので、そこのあたりのことについて Wikipediaでは・・

 🔳 活断層としての中央構造線は、高見峠より東の三重県側はあまり活発な活動をしていないが、奈良県以西は1,000年間に5 m程度動いている非常に活発なA級活断層である。
 活断層上に古くから有名な根来寺があるが大地震の記録は無く、前回の地震発生からかなりの時間が経過し、地震を発生するエネルギーが蓄積されていると思われる。
 政府の地震調査研究推進本部によれば、金剛山地東縁から和泉山脈南縁の和歌山市付近に至る区間が活動すると、内陸型地震としては最大級となるマグニチュード(以下M8.0程度の地震が発生する可能性がある。発生確率は今後30年以内でほぼ0 - 5%とされていることから、日本の活断層の中では地震の発生確率が(相対的に)高いグループに属している。
 2011年(平成23年)218日の発表で、今後30年以内の巨大地震発生確率が、これまでの“M 8.0程度で0 - 5%”から、“7.6 - 7.7程度で0.5 - 14%”と修正された。これは、国内で地震の発生が予測されている活断層帯の中では3番目に高い数値であり(現在活断層型地震の中で最も発生確率が高いと予測されているのは神奈川県内にある活断層帯で16%)、西日本だけに限定すれば最も高い数値である。
 予測されている巨大地震が発生した場合、和歌山市や大阪府の南部などで震度7、また、大阪府の中南部を中心とした広い範囲と奈良県の橿原市、和歌山県の大阪府との県境沿いなどで震度6強に達するとされている。なお、活断層の露出は和歌山県内だが、活断層自体が大阪府側へ傾いているため、地震のエネルギーのほとんどが大阪府側へ流れると予測されている。🔳と書いている。

 勉強不足だが、中央構造線は日本列島がまだ大陸の一部であった頃からのもので、北側(内帯)に対して南側(外帯)が新しい土地という。
 奈良県は、それが一つの県の真ん中で真っ二つに分けている珍しい県である。確かに、私のような県の北の端(のさらに北)の人間が南の吉野地方に行くと別世界と感じるのはそういうことだったのか。ブラタモリででももっと深追いしてもらいたい。
 ちょっと勉強を続けたい。

 ・・以上の記事は、吉野に関する講演会の奈良大学土平教授講演を聞いたことから興味が膨らんだもの。
 その講演会、奈良新聞が報道し、どういう訳かそのネット記事を妻が読んで、「お父さん、ここへ行ってきたの?後姿が写ってる」と言ってきた。

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