珍しく妻とランチに出かけた。
少し遠いが歩いてでも行ける距離で、ニュータウンを少し離れて、緑に囲まれた静かな店である。
薪ストーブがチロチロと燃え、店にも料理にも不満はなかった。
近頃の御多分に漏れず男性客は私一人だけだった。
現代社会の主人公は成人女性である。
近くに有名私立高校があるため、そこのママ友らしいグループも多かった。
そのためか、それほど珍しいことでもないがほとんどが外車でやって来ていた。
そして、懐かしい髪型の人が多かった。
そこで、次のお皿が出てくる間につまらぬ計算を頭の中でした。
高校生の母親の年齢は、おおよそ45歳前後だろうか。
第二子、第三子が高校生なら50歳前後も…。
ならば、彼女たちが15歳前後だったのは1980年代。
で、答は「聖子ちゃんカット」でピンポンかなと一人心の中で笑っていた。
その瞬間、世は太平だった。
ランチカフェ聖子ちゃんカットが揃いおり (川柳)
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