2016年2月15日月曜日

焼酎ボンボンに目を細める

  節分の記事の中で、「ハロウィンやクリスマスやバレンタインの行事はするのに節分の豆撒きをしないのは無国籍日本人だ」と毒づいたが、昨日のバレンタインデーに孫の夏ちゃんが手作りのクッキーと焼酎ボンボンを持ってきてくれたので、君子は豹変してにわか耶蘇教徒に宗旨替えをした。

 今年は日曜日で義理チョコが不要になったせいか、昨14日現在、ショッピングモールの特設売り場には商品がいっぱい売れ残っていた。
 売れ残ったものは翌日から在庫セールでもしてくれればいいのだが、何年も見ているがそういうセールは行われない。
 それも商売のセオリーなのだろうが、あの山積みされていたチョコレートは一体どこに行くのだろうかと常々疑問に思ったまま未だに解っていない。

 あと先になったが妻からは先にウィスキーボンボンをもらっていた。
 そのウィスキーボンボンの製造方法だが、それは2012年2月13日の「ボンボンは魔法の薬」 
http://yamashirokihachi.blogspot.jp/2012/02/blog-post_13.html の記事に書いたが予想外のもので、ちょっと芸術的なその製造技術に驚いた。
 ウィスキーボンボンは母も祖母も大好きだったので、お裾分けをしてお供えをしておいた。
 そして此の度の焼酎ボンボン。これはそういうウィスキーボンボンの製造方法とは異なったものだったが、それはそれでいいだろう。

 夏ちゃんのお母さんから「自動車の運転前には食べないでね」と注意されたこともあり、夜にNHKスペシャル司馬遼太郎思索紀行を観ながら美味しく頂いた。
 その姿勢にいろいろ批判の多いNHKだが、今回のNHKスペシャルは司馬遼太郎が日露戦争以後の日本の社会(政治)を強く非難していたというように訴えたように素直な内容であった。
 安倍氏らが「この国のかたち」を牽強付会して戦前の政治を大いに称えたことに対する静かな反論のようにも思えた。
 管理というか統制というかそういう締め付けによって安倍自公政権に屈した感のあるNHKの中にもこういう良識が頑張っているように私には見えた。

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