「4月6日の天気予報の詳細は如何」と友人を介して気象台の専門家(友人)に問い合わせたところ、「昼前から雨が降り出す」(裏返すと午前中はOK)とのことであったので、「それなら前倒しで開始すれば」と、かねてから予定していたお花見は「小雨決行」とあいなった。
主催者側の一員となると数日前から購入等を行うから、決断した限りは「それをどう成功させるか」しか選択肢はなく、朝8時過ぎに鶴橋駅ですでに雨ではあったが「川の中で鞍替えするな」はリーダーの鉄則と言われている。(と言うほど大袈裟なものではないが。)
で、写真のとおりブルーシートを張ってのお花見となったのだが、このブルーシートの屋根は完璧に雨を遮断して快適で、向こう側は大阪城天守閣を借景に満開の桜であるから、中で酒盛りをしている限りは雨など信じられないというほどに、・・・・きっと誰もが「記憶に残る」であろうお花見となった。
参加者は、「爆弾低気圧との予報に迷った」とか「駅に運行中止もあると張り紙があった」とか「お早めにお帰りくださいと車内アナウンスがあった」とか笑いながら、・・・・それでもやって来たお人好しばかりである。
参加者のみなさんありがとう。
天気予報というと、・・・・1941年12月8日、真珠湾攻撃の日から、いわゆる天気予報がなくなった。報道管制である。
そして、その間、それがために多大な台風被害が発生したし、関連して大地震の被害も闇にほおむり去られた。これこそが学ぶべき歴史である。
先日、維新の会の代表が「日本は軍事国家になるべきだ」と朝日新聞の紙上で堂々と主張したが、一将功成りて万骨枯る」風景が脳裏をよみがえる。
天地予報は大切である。歴史は大切である。そして、春にはお花見も大切である。
ロシア文学の愛好者がコニャックを持参した。非常に美味しいので何杯もいただいた。そして、そのときから「この味は記憶にあるぞ」と思いながら思い出さずに帰ってきた。そして今「アルメニアコニャックのアララットと同じ味だ」と思い出した。
返信削除そう、旧東欧は美味しいお酒の故郷だ。
アルメニアのコニャックは有名ですね。今日のはグルジアのものなのでちょっと珍しいものです。グルジアはワインが有名で、キンズマラウリという銘柄の赤ワインは甘口で美味です。入手の機会があれば、今度持参いたします。
返信削除ソ連時代は天気予報を公開すると、西側から攻撃された時に毒ガス等の拡散に利用されるとして、天気予報に制限がかけられていました。そのために農業の発展も阻害されましたし、チェルノブイリの事故の時も、事故そのものの報道統制とあいまって被害がいたずらに拡大しました。その意味では、天気予報は平和の果実と言えるものですね。
(爆弾低気圧)空襲警報発令の下、御花見作戦遂行とは・・そして作戦成功・・古今東西から、有能な司令官には天運が付いているのが判りました。長谷やんさんの「爪の垢」を送りたい人が居るのですが・・私の方の作戦は両日とも完全撤退でした。
返信削除スノウさん、木曜日に、最終的に決行方針を下した時には「これは冒険主義ではないか」と自問自答しましたが、同時に「場所取りは桜の下でなく藤棚である」と微調整したのが成功要因だったと思います。
返信削除そしてタープ(早い話がブルーシート)ですが、向こう側(桜と大阪城側)は上げてあるので景色は損なっておりません。そして雨水は手前の左右に見事に流れています。
これからこういうイベントを数々行うであろう若者にタープ張だけは伝授できたと思います。
雨も風もそれほどでもなく何よりでした。僅かの会費であれだけの物をそろえるのは大変だったでしょう?お疲れ様でした。
返信削除次回は晴天のもと盛大に行いたいものです。期待しましょう!。
茅渟の海さん、月に叢雲、花に嵐 こそ世の真理。わたしはこういう不完全さにものすごい安らぎを感じるたちなのです。
返信削除あれだけの桜を「独り占め」に近いお花見だったのですから、何の文句がありましょう。
食材選びのポイントは常識を排すること。発想を変えると「安くてうまい」ものはないことはありません。
残念ながら参加できなかったのですが成功してよかった!雨に洗われた桜風情がありますね。参加者の皆様お若い!こちら屋内での例会だったのですが道中を心配してか高齢者(怒られそう)は欠席でした。風に散る桜を見ていたら「来年また咲くから元気でね」という桜からのメッセージを聞こえたように思いました。
返信削除yukuriさんコメントありがとうございます。
返信削除「風情」というよりも「心地よい緊張感」と言いたい感じでした。
不完全、不安定、混沌がわりと好きです。その中で快適さを見出すのがいとおかしと思っています。
返信削除匿名さんのような悟りの境地には程遠いですが、嬉しいコメントに喜んでいます。
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