2013年3月30日土曜日

今年は軽い

  世の中には花粉症なるものがあるそうな。きっと自然と親しまず乳母日傘で育ったものが罹るのだろう。と、その昔私は思っていた。
  食生活や生活習慣に偏りがなく、かつ、アウトドアもこなす私には無縁だと信じていた。
  だから、体力的にも充実していた30代中ごろに、歩くスキー(クロスカントリースキー)に手を伸ばし、杉林の中で春スキーを楽しんだりしていた。
  同時に、杉等の林の中にログハウスを造って遊んでいた。
  そして突然に発症した。
  これが「量質転化の法則」だろうか?(こんな卑近な例えはおかしいか?)
  三浦しおん著「神去なあなあ日常」にも「屈強な林業従事者が突然発症する」とあったし、そういう症状の「発火点」があるに違いない。
  私は、歩くスキーやログハウス造りで発火点を超えて花粉を浴びたに違いない。
  それ以来、いろんなドクターをショッピングしてきたが、私の経験から言えば、内科や耳鼻咽喉科よりもアレルギー科が一番私には合っていた。そして、その時の処方箋でもって現在かかりつけ医から投薬を受けている。
  エバステル錠を毎朝服用。眠気その他の副作用もない。
  症状のひどい時のみフルメトロン点眼薬とナゾネックス点鼻薬を使っている。
  この三点セットのお陰で、今年はあまり症状はひどくない。
  あまりマスクもせず、それ用のサングラスもせず、結構外出したり土いじりもしている。
  花粉症は花粉という異物の侵入に対する過剰な防御作用(免疫作用)であるから、妻は私の今年の症状を、「加齢により免疫力が低下したために症状がおさまったのだ」と笑っている。つまり、異物の侵入を阻止しがたいほど老化が進んだのだと。
  なんとでも言うがよい。今年私は花粉症の症状がひどくない。
  皆様は如何? そして、有効な薬等があれば教えてください。
 杉については以上のとおり。さて、檜はどうなることやら。

7 件のコメント:

  1. 私は花粉と車の排気ガスの複合汚染が原因という「素人判断?」から抜け出されません。人類が発生する以前から花粉があったわけでここ、ン十年ぐらい前から騒がれ始めたのは経済成長の申し子の自動車が日本中を汚染しまわったと為と思っています。花粉症だけでは無く色々な面で日本人は(いや経済人か)なぜ責任を他所にもっていく責任転嫁ばかりで「自己反省」を無くしてしまったのか。杉や檜やヤシャブが気の毒です。
    もちろん花粉症に悩まされている方々も。
    ちなみに私達一家は今のところ誰も花粉症を発症していませんが・・・

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  2.  妻が花粉症で私がなっていなかったとき、妻は盛んにストレス主犯説を唱えておりました。曰く「貴方は知らないけれど私のストレスはこれ程すごいのだ」と。
     息子は黄砂主犯説で「砂粒の周りがばい菌だらけなのだ」と。
     私はやはり林野庁主犯説です。針葉樹の単植人工林がちょうど開花期に入り、おまけに痩せた人工林と厳しい生存競争から、非自然的爆発的に花粉が飛散っているのだと思います。もしかしたら裏薬業界と裏耳鼻咽喉学会が共犯者かも知れません。

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  3. 新しいパソコンでコメントしています。基本ソフトは入っていますが、その他はおいおい入れていきますので元の状態になるのはもう少し先です。さて、私はまだ花粉症になっていません。「私は文明人ではないのでは」と気になっていますが,,,。犯人探しのそれぞれの説に頷ける点はあるのですが、罹る人と罹らない人の違いが説明できません。

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  4.  萩原清文著多田富雄監修「好きになる免疫学」(帯:すごーくよくわかる免疫学の入門書)講談社という本があります。その中の数行を引いたのでは正確ではありませんが、「アレルギーという言葉が作られてから100年たった現在もアレルギーの根本的な原因がなんなのか、なぜ年ごとに花粉症が増えているのか、といった問いにはまだ明確な答えが出ていないのです。」とのこと。
     ただし、寝る前にこの本を開けると、「2型ヘルパーT細胞とサプレッサーT細胞が・・・」というあたりで速やかに熟睡できるので健康に良い本であるのは違いありません。

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  5.  幸いなことに花粉症の辛さはこの歳になるまで知らずにいます。
     今年の症状は軽いとのことですが、症状はその年弐より違ったり、花粉の種類により違ったりするしますか?いずれにしても今年の症状は軽いとのこと、このまま無事に過ごせると良いですね。
     ところで、ログハウスを造ったとのこと、出来るまでに何日間位かかり、資材の調達や土地の購入は誰かにお世話してもらったのですか、他人事ながら気になりますログハウスは今も使用されていますか?

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  6.  茅渟の海さん「年によって違う」ことは毎年のテレビで大きな話題です。・・という記憶がないということは幸せなことだと思ってください。
     ログハウスはもう使えません。近所の親父たちが集まって、電柱の古いのを購入することから始め2年ぐらいかけました。このとき、事務労働者の頼りなさを嫌というほど味わいました。

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  7. さすが長谷やんさん。30年前も前に林の中にログハウスを建てて遊んでおられたとは。私の大先輩であるわけです。ナマッチョロイ私のようで無く自分らで建てられたのですか!良い経験をされたと思います。いやはや恐れ入りました。

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