あれから2年。
3.11が近づいてきた。
あの津波を、再生されたニュースとしてではなく、・・・ちょっとショウ的な臭いのする言葉で嫌だが・・・ライブ(実況)で見たショックは今もある。
そして、フクシマ第1発電所の原発事故が起こった。
「メルトダウンはしていない」「ただちに影響が出るレベルではない」とのアナウンスが繰り返される中で人々は被曝し故郷を奪われた。
私は高校の文化祭で原爆のことを深く考えさせられた。
その後、原水禁世界大会や3.1ビキニデーにも出席したし平和行進にも参加した。
しかし、恥ずかしいが原発は違うと思っていた。人類の制御が可能でエネルギーの選択肢の一つだと・・・。
愚かであった。
そういう自分の半生の反省から、これからは原発ゼロを目指す立ち位置を確固としたいと考えている。
だから、金曜日の夜に関電に脱原発を求めて集う人々の最後尾にできる限り参加することにした。
体調の悪い時や気候のひどい日もあった。
「私一人が行かなくても大勢に影響はない」とか「これだけが市民運動ではないだろう」とか考えなかったと言えば嘘になる。
総選挙の後の極寒の金曜日は、家を出るまでに頭の中で二人の自分が論争した。
だから偉そうなことは全く言えない。
過大に誤解されると困るが皆勤ではもちろんなく、孫が来た日には“孫あっての脱原発”などと没論理的な屁理屈を付けて休んでいる。
しかし、誰に頼まれたのでもない行動はある種気分がいい。
そして、自分自身を励ますために、できるだけ楽しいステッカー、美しいステッカーを手作りして参加することにしている。
この3月10日には全国で脱原発の行動が取り組まれる。
そのために今回は、ちひろ美術館が提供した美しいポスターを貼り付けた紙袋や、花粉症対策のちょっと笑ってもらえそうな「さよなら原発マスク」を相当数作成した。参加者に配りたい。もらってくれるかな。
そして、セミプロ音楽家の友人が「花は咲く」の歌唱指導をしてくれることになった。ありがたい。
♪ 花は花は花は咲く 私は何を残しただろう。
花は花は花は咲く いつか恋する君のために。
過去は変えられないが未来は変えられる。
しかし、何もしなければ変わらない。
【左の写真は追加】
好評だった花粉症マスク
写真の上でクリックすると拡大できます。
文字のところは貼っています。
牛さんは浮いています。
原発をなくすための行動をしたい!と思っていた。誰のためでもない自分のために!参加できる日に参加できる時間だけ参加できる金曜行動はとてもうれしい。そこに知っている人が参加しておらる姿に心強く思った。3月10日参加するつもりです。ちひろの紙袋・原発マスク楽しみ。
返信削除以前のブログに「もっと笑いを!」と書きましたが、「気軽に」「楽しく」「続ける」がキーポイントのような気がします。
返信削除企業社会では「指示待ち人間」が話題でした。自分のできることを、自発的に創意工夫しないと・・。
皆が楽しい仕掛けを一つずつ持ち寄れば面白くないでしょうか。
長谷やんさんの真摯なブログに啓発され一人だけで参加しましたが珍しいことをした為、雨風を呼んでしまい皆さんにご迷惑をお掛けしてしまいました。
返信削除スノウさん 確かに天候には狙い撃ちされました。とほほ。
返信削除それにいっぺんに鼻水が出る気温になりました。とほほ、とほほ。
しかし、楽しい行動になりました。
その1、雨天仕様に作り替えた「ポスター紙袋」を多くの方に配りました。チョッと好評でした。往復の電車内でもショッピングモールでもアッピールしました。
その2、楽しいマスクをいっぱい配りました。「それはどこで購入できますか」と聞かれる方もいて、「オリジナルです」と言って配って喜ばれました。
その3、ひげ親父さんに言わせると、私が宣伝カーをハイジャックしたと言うのですが、同僚のTさんを乗り込ませて「花は咲く」の大合唱を繰り返しました。何となく上から目線にとられかねないシュプレヒコールよりも何倍も何倍も市民に訴え参加者を楽しくさせたと思います。もちろん一杯楽譜も配りました。
一参加者がこんなことをするのはイレギュラーなのでしょうか。そう思われてもかまいません。気づいた者がやってみる。そこから再生が始まると信じています。
そうそう、冷えた体を仲間と温めてから帰路につきました。
スノウさん お互いに何か馬鹿げたことを考えましょう。そうでなければつまりません。
「ちひろ」紙袋に楽しいマスクに「花は咲く」のうたごえと発想の転換で楽しいデモになりました。ありがとう!twitterでは国会周辺では4万人が「原発いらない!」とデモしたとありました。大阪は?NHK関西のニュースでは放映されなかった。
返信削除11日の朝日の朝刊には「大阪」も載っています。
返信削除でも、マスコミに期待するのは無理でしょう。
私達がソシャール ネットワーキング サービスその他で発信するとともに、スタイルにも市民に共感の拡がる工夫を重ねることが大切だと思います。
何ごとにつけ「創意工夫」は日々の生活を豊かにしないでしょうか。