アベノミクスと呼ばれる投機刺激策で(実体経済とは無関係に)物価がジワリと上がる一方、福祉や年金が改悪されていくなかで、この冬、我が家の蔵相が選択した自衛策は「おうち鍋※」の多用であった。(※お家で鍋をする夕食)
元々、ゆず胡椒(orもみじおろし)&ポン酢の水炊きも好きだし、うどんすき、ちゃんこの類も嫌いでないから私に文句はない。
そのうえ、大型スーパーには「〇〇鍋のスープ」なるものが「これでもか」と並べられている。
この「〇〇鍋のスープ」なるもの・・・・、トマト味やカレー味など、食べてみるまで私は「それはないやろ」と拒絶していたが、試してみるとこれが結構いけるので正直驚いた。・・・・と言うほど種類を試してみたわけではないが・・・・。
ただし、私の独断と偏見で言えば、ここのスーパーのプライベートブランドは、どの〇〇鍋と言わず、全てどことなく安っぽい味で二度とは買っていない。(安っぽい味かどうかは紙一重であるが、私の家族の感想を言えば、多くは紙一重くどくしつこいという印象)(つまり、食品メーカーのものの中に美味しいものが多かったと思っている。)
先日、孫の夏ちゃんから「夏ちゃんの曾祖母ちゃん」まで、家族が全員集合したが、総料理長は「簡単で栄養があるから“鍋”にする」と宣言し、具体的なレシピを私に命じた。
で、ひらめいたのは「北海道ではラムしゃぶがメジャー」というテレビか何かで聞いた記憶である。
そうして、水炊きのイメージを基本に、ニラと黄ニラと、自家製の菊菜、水菜をふんだんに投入し、懐にやさしいラムを大盤振る舞いし、味噌ポン酢等々いろんなつけダレを並べて楽しんだ。
出来栄えは、初挑戦のためほんの少し心配だったが、「ラムの臭味なんか何も感じなかった。」「返っていい香りで美味しかった。」とは娘の弁。この感想を世間一般の評価とまでは誇大広告をする気はないが、「豚より美味しい。」というのが我が家の結論である。(何しろ夏ちゃんも「美味しいなあ」と言って食べたのだから)
なお、ご多分に漏れずこの地の「有名ありきたりショッピングセンター」にはラムのスライスはない。
少し離れたデパ地下まで行く必要があるが、それでも良いなあと思うほどラムの水炊きが我が家のメニューに堂々追加されたことは間違いない。
追伸1 そして、この冬の我が家の鍋の〆の堂々第一位は、『マルちゃん鍋用ラーメン』。
えっ、そんなことは知ってる? 既に数年前から大阪の常識ですか・・・・???
追伸2 土鍋はどうして火を消してからの方が「グラグラ」「シュー」と煮えたぎるのですか。その理由を誰か教えていただけませんか。いつも不思議に思っています。
我が家の「超エコ鍋」は和風ダシを入れた鍋に「大根オロシ」を満杯入れて「水菜」と「シャブシャブ用豚ロース」だけでポン酢で食べています。時には豆腐を入れて晩酌のおかずにしています。
返信削除あっさりして「オツウジ」が良くなり「財布」にもやさしいお鍋です。
スノウさん流みぞれ鍋(雪見鍋)、読むだけでも美味しそうです。試してみます。
返信削除水菜や白菜をたっぷり摂った翌朝は、体中の老廃物が代謝されたような爽快感がありますね。
と言いながら「ラム鍋」のとおり、歳の割に私は結構肉好きです。
閑話休題 満杯の大根おろしはどうして作るのですか? フードプロセッサーですか。鬼おろしですか? 我が家の磁器製のおろし器では「たいへんやろうなあ」と思ってしまいます。
鍋料理は大勢で囲むのが何よりもご馳走ですね、ラムは近くのスーパーでは取り扱っていないのでいつ食べたか思い出せないぐらいです。どんな味がしたかも忘れました、鍋料理は正月にカニすき食べたのが最後です。
返信削除夏ちゃんを中心に皆で食べる鍋は格別の味がするのでしょうね羨ましいかぎりです。
言われるとおりスープの種類の多さにはビックリしますね、すき焼きのたれを初めて見たときこんなものが売られるようになったんかと驚いたりあきれたりしたのはもう随分昔のことです。この間玉子の側にΓたまごかけごはんしょうゆ」なるものが売られていましたがこんものまで売られるようようになったんですね。家庭の味と言うかいわゆるΓお袋の味」は大丈夫かいな?余計な心配をします。
大根おろしは普通の目の粗いポリスチレン製のおろし器です。大根1本マルマルおろさず、3つ位に輪切りにしてからおろすと気分楽におろせると、うちのシェフはのたまわっています
返信削除(1) 仰せのとおり、「〇〇料理の素」的なものがあふれ返っていますね。「それぐらい自分で調理しろよ」と呟きながら眺めていますが・・・・・ところが、麻婆豆腐の素など、これが結構イケルのでつい買ってしまいます。あはは
返信削除(2) ラムですがデパ地下にはあります。もしショウウィンドウに並んでいなくても、言えば、裏の大冷蔵庫から出てくると思います。念のため申し添えます。
スノウさんのみぞれ鍋、次に夏ちゃんが来たときに作ることに決しました。もちろん「しっかりおろしてや」との条件付きです。
返信削除鍋の話と聞いたら割り込まざるを得ませんナ、私のお勧めは「ピェンロー鍋」、少年Hの妹尾河童さんが雑誌「サライ」で紹介した鍋です。材料は、白菜・椎茸・豚ばら肉・鶏もも肉・ビーフン。主役は白菜です。ビーフン以外を鍋にぎゅうぎゅうに詰め椎茸の戻し汁を注ぎひたすら強い火力で煮込むだけ。各自の器に、お玉1杯のゆで汁を注ぎ、ごま油と塩で味を決めます。〆はご飯を入れたあっさり味の雑炊、といっても具は何も残っていませんから云わばおかゆです。香の物は「べったら漬け」でないといけません。今年の冬に是非どうぞ。
返信削除白菜の煮物ではなく鍋なのですね?べったらも必要なのですね。
返信削除それに、夏ちゃんの父さんは椎茸が食べられないのです。
う~む。
スノウさん みぞれ鍋を作りました。出汁をしっかりさせてハリハリ鍋の感じで食べました。(ポン酢を使わず。)非常に好評でした。ご伝授ありがとうございます。
返信削除御好評を得まして良かったです。お孫さんも食べられて良かったですね。お腹のお掃除も受け合います。良かった!よかった!
返信削除孫に大根おろし(の真似事)を手伝わせましたので、「私が作った」というような感じで食べました。四世代で鍋を囲みました。
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