2025年7月11日金曜日

フジの日枝氏に思う

    何年か前に「一過性全健忘」という症状が出たことがある。私自身は何の自覚もないのだが、妻が「全く頓珍漢だった」というので病院に行くとそういう傷病名をもらった。記憶障害である。
 ところで今は参議院選挙の真っ只中! 少なくない日本人が「全健忘」ではないかと心配している。
 テレビは「物価対策は一時金か減税か」とか「外国人の権利を制限すべき」とかとミスリードをし、アベノミクス以降の経済の停滞や政治の歪みを不問に付しているように見える。
 ほんとうにそれでいいのだろうか。
 掲載した写真は安倍晋三の擬制的一族のパーティーで有名な写真。
 フジテレビ不祥事の一番の真犯人、日枝久がデンと構えている。
 反共とアベノミクス・ヨイショの張本人として安倍も評価していた。こういう後ろ盾があるからこそ、フジサンケイグループのフィクサーであり続けた。
 こういう腐った政権を誰が正面から批判してきたか。桜にしても統一協会にしても裏金にしても、主人公が共産党としんぶん赤旗であったことは明瞭だ。与党はもちろん、他の野党もできてこなかった。だいたい野党の中にも国民の党首など統一協会と癒着している議員もあった。
 こういう大切な観点をマスコミは提起していない。否、あえて共産党の実績をスルーして、信用ならない公約?の表面的な紹介に終始している。
 「目を覚まそう!」こんな選挙スローガンは流行りませんかね。私(わたし)的には大事に思っている。

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