選挙と今後の日本の政治について語り合った折、「トランプを怒らせたら関税その他で報復されるから廻りまわって生活が苦しくならないか」という意見がでたが、私は「根性なしは次々に無理難題を押し付けられるというのがヤクザ(トランプ)の世界の常識だ」と思うと答えた。。ついては日米安保条約のことを考えてみる。
トランプ米大統領は日米安保条約について「我々は彼ら(日本)を守るが彼らは私たちを守る必要はない」「我々は多くの金を払って、守ってやっている」と述べて不満を述べている。
では、その米軍基地の事実はどうかというと、1950年に始まった朝鮮戦争の下で、1952年にサンフランシスコ平和条約と抱き合わせて日米安保条約(旧安保)が押し付けられたもので、日本が頼んだものではない。嫌なら帰ってもらうのが筋の話である。
いわゆる「タダ乗り」という論に関しても、2024年度の当初予算計上の在日米軍関係経費(いわゆる思いやり予算)の総額は8601億円で、さらに辺野古の米軍新基地建設費など3307億円もあり、実際には1兆円を大きく超えている。しかもその大半は日米安保条約上も支払う義務がなく、法制度無視の対米従属によるものだ。さらには、これ以外に他省庁分(自治体への基地交付金など)もある。
トランプ米大統領は1期目に、日本の思いやり予算の「4・5倍」化を要求していたことが明らかになっている。
参議院選挙が本番を迎えたが、堂々とトランプにも主張する政府(政治)にしようではないか。そのためには芯の据わった日本共産党を増やすしかない。どうでしょう。

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