2019年3月11日月曜日

今日は3.11

 3月11日は悲しい日である。
 8年前の大津波のLive放送はほんとうに辛かった。
 続いて起こったフク1の原発事故では未だに故郷へ帰れない人々が1月末現在で5万534人いる。
 メルトダウンした原発の工事は期間も予算も見通せていない。(経産省は22兆円と言っているが誰も信用していない。シンクタンクの日本経済研究センターは35兆円~81兆円と言って、さらにまだわからないと言っている)

 昨年の3.11はそれに輪をかけて悲しかった。
 親しい友人である奈労連の谷山さんが「午後から3.11の集会に行く」と言っていたその日の午前中に動脈瘤破裂で急逝した。今でも適当な言葉が見つからない。
 
   さて、何かのテレビで「近畿とは?」「関西とは?」というようなクイズがあった。
 いずれも現在の府県単位で語っていたから敦賀(福井嶺南地方)を含む福井県は含まれていない。
 そんなものだから大阪の人々でも福井は少し遠方だという意識がある。
 だが高浜原発からの距離を測ってみると、福井県知事のいる福井市は88.1km離れているのに対して、高槻市は75.8㎞、枚方市は79.7㎞、豊中市は82.4㎞、大阪市中央区だって92㎞だ。もちろん京都市や大津市はもっと近いし兵庫県の北部もそうだ。神戸だってそう変わらない。わが家だって変わらない。
 北風の冬に原発事故が起こったら確実に福井市よりも危険だろう。 
 だいたい琵琶湖が汚染されたら京阪でどうして生活する。

 今夕はわが駅前でスタンディングアピールをするつもりだが、丁度イクジイでお風呂と夕食の時間である。イリュージョンのような体が欲しい。

   すぐ逃げろと言われて出たまま帰れない生まれた子さえ小二になるのに

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