春深しイソヒヨドリは婚姻色
約20年ほど前、近所でイソヒヨドリを見つけたときには「これはきっと本に書いてあったアカハラだ」と思った。感動的だった。
コバルト色の背と真っ赤な胸。後で分かったがそれはアカハラではなくイソヒヨドリの婚姻色だった。
海なし県の奈良との県境、磯からは遠く離れたこの地の商業施設の立体駐車場を磯の崖代りにしてイソヒヨドリは住み着いた。
それが今では、この街で一二を争う「馴染みの野鳥」となり、朝早くから恋の駆け引きに歌いまくり、追いかけまくり、そして婚姻色に着飾った。
その感動を素朴に詠ってみた。
直前の記事にもコメントを戴いています。
返信削除スノウさんから次のメールをいただいた。【今朝の毎日新聞に俳句をユネスコの文化遺産に登録しょうと俳人協会他3団体と自治体が協議会をつくり運動を進めているそうです。一方それに反対する俳人も多くいるそうです。反対者は五七五や季語を基本とするものではなく自由であるものだ。ユネスコに登録すれば「有季定型」に定義されそれ以外の俳句は排除される恐れがあるとの事です。ドウナンデショウカ。私はユネスコ登録を金儲けに使う最近の風潮に違和感を感じていますが】・・私は意見を言えるほどの知識がありません。ただ私個人は、大いに無季も破調もいいではないかと感じています。ただそれほど考え抜いたものではありません。
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