2017年2月15日水曜日

厄払い失敗













 2月9日に「明日も節分」で書いた厄払い(厄落とし)の性根が入っておらなかったようで、体調不良が続いている。
 それとも、鬼の悪口を言ったからだろうか。
 以前は抗生物質など服用すればすぐに症状が軽快していたのにと思うと情けない。
 そういうことを見通していたように、旧友のミリオンさんから鬼の一筆箋が届いた。
 「鬼はどじょうすくいを踊りながら天へ帰って行きました」には笑った。

 「鬼の悪口」でいうと、2011年12月18日に書いたことだが、役の行者は生駒山で夫婦の鬼を捕まえ弟子にした。その地は「鬼取」(おんとり)という地名で今もある。
 幕末から明治時代、その暗峠(くらがりとうげ)奈良街道沿いに住んでいた曽祖父(義父の祖父)は「疝気や腰痛に苦しむ旅人に家伝の妙薬を施して多くの人から感謝されていた」と生駒市史に載っているから、役の行者に教わった秘伝の妙薬の継承者ではなかったか。ということは鬼の後裔? ということは妻は鬼の末裔となる。
 にもかかわらず節分に「鬼は外」などと大声をあげたのがいけなかったのだろう。
 と反省したので遠くなく回復するだろう。

   さて、後輩のUさんから、OB会会報に頼んでいた原稿が届いた。
 読んでみると胃がんの闘病記なので驚いたが、前向きな言葉がちりばめられていたので一安心だ。
 歳を重ねると厄払い程度ではどうしようもないことが生まれてくるが、だからこそ一日一日を大事にしなければ・・・・。

   凍て土に藤袴の芽秋よこい
 「春よこい」ではない。イラチの性分で既に秋のアサギマダラを夢みている。


3 件のコメント:

  1. 最近の鬼さん(鬼ちゃん)は、何故か怖くないですね。十年位前に「泣いた 赤鬼」を 孫に読み聞かせていたら 私が 泣きそうになった事を 思い出しました。赤鬼さん 青鬼さん 優しくて 可愛くて �� 鬼退治は 人の面を被った 鬼さんに 巻きましょう�� 早く元気になって 夏ちゃん 凛ちゃんと 遊んで下さい�� ミリオン

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  2.  ミリオンさん、コメントありがとうございました。
     一筆箋の鬼がいいので、娘の家の表札&ポスト表札にカットとして使うつもりです。

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  3.  娘ファミリーの家に表札を付けてきた。「派手な表札やなあ」と言われたが、隣近所とのコミュニケーションの取っ掛りにはなるやろ」と納得した?

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