ムササビがいることは『奈良公園でムササビを見る集い』があることからも明らかだし、ムササビが松ぼっくりを食べた痕がいわゆる『エビフライ』で、それは私もいくつも見ているから間違いない。
エビフライのことは2014年8月23日、9月5日の記事に書いた。
もしかしたら私が「リスだ」と思ったのはムササビだったのだろうか。
まさか、リスとムササビを見間違うこともない。といって、ムササビだってリス科だから・・・。
春日大社の北の水谷川のところの小さな食堂では「夜中にムササビが天井を走り廻るのでかなわん」という話をその店の老夫婦から聞いた。
東大寺南大門西の吉城園では「茶室の天井横にムササビが穴をあけるのでかなわん」という話を庭師の方から聞いた。
そのムササビの一回り小さい動物がモモンガで、『ももんぐわ』は昔から妖怪とされてきた。
なお、ニホンモモンガの学名は『プテロミス・モモンガ』という。学名に「モモンガ」とは驚きでないか。この一事を知っただけで「どういういきさつで採用されたのだろう」と想像したりして心が愉快になってくる。
そして孫の夏ちゃんに「奈良公園には空を飛ぶ動物がいるねんで」というと即座に「モモンガ」と返ってきたので驚いた。母親に聞くとNHKの子供番組でモモンガが度々出ているらしい。
政府には「ナチスに学べばいい」と公言するような妖怪がいっぱいいるから元祖「ももんぐわ」は閉口している。
というようなことを考えながら、孫の凜ちゃんのために野鳥の会の通販サイトで「本州モモンガ」のぬいぐるみを購入したら、早速凜ちゃんは口にくわえた。
余禄1 : 小学校の時に理科は隣の組の担任が教えてくれた。その先生に私が「ムササビとモモンガはどう違うのですか?」と質問したら、「そんなのんは知らん」と言われたのを今も覚えている。
余禄2 : 写真は奈良市新大宮の佐保川堤。
新大宮駅から合同庁舎に行く途中にこんな場所があった。
以前、箕面市役所の方が滝道の小川に住んでいるサンショウウオの事で「中国産の可能性があり、誰かが持ち込んだのかもしれない、同じように奈良公園にシマリス(チョウセンシマリス)が増えて困っているという話を聞いたことがある」と話しておられました。
返信削除奈良公園にシマリスが増えているという実感はないのですが、学術的にはそうなっているのでしょうか。
返信削除それよりも、奈良公園では結構西側(都市近く)までイノシシが侵出してきています。
奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~(旧名称:新公会堂)の綺麗な庭園も一夜にしてほじくり返されていて庭師の方が嘆いておられました。