先月、昨春まで勤務していた職場の事業場閉鎖に伴う解散パーティーが行なわれたので出席してきた。
事業場閉鎖に至る「怒り」についてはこのブログのコンセプトに合致しないので記述しないが、言うならば二度とない歴史的パーティーなので、精一杯の御礼の気持ちをどう表せばいいかとズーっと考えてきた。
そこで思いついて、長男に「蝶ネクタイを貸してくれ」と郵送依頼をしたのは、・・・コスプレではないけれど、衣装を大胆に決めてしまうとそれなりに気合が入ると思ったからである。
実際に、大阪のおばちゃんが豹柄をまとったら元気になるという気持ちを十分に実感した。
そして、その気合で、パーティーでは精一杯の感謝の気持ちを込めて大合唱を行なった。最後の歌は「今日の日はさようなら」にした。
皆んな私が現役時代に企画したパーティーを思い出したようにノッてくれて(付き合ってくれて?)、一瞬ではあったが楽しい最後の思い出作りができたと喜んでいる。
パーティーに出席した先輩諸氏からは些かあきれ果てられていたことは解っていたが・・・。ハハハ
カラオケ以降の世代の人々には腕を組んで合唱するなんて異文化なんだろうが、誰もが未来を信じていた時代の日活映画では定番のシーンだった。これは承継するに値すると信じている。
パーティー参加の皆さん、ムリヤリおじさんにお付き合いしてくれてありがとう。
それにしても、長男の蝶ネクタイといい、長女の手作りのティアラといい、子供たちは格段に私よりも陽気で企画好きである。
しかし、生れてこの方、常に因習や既成概念とたたかってきた我が世代としては、結局負けるのがわかっていてもまだまだ子供世代に負けてたまるかと思うのである。
と言いつつ、わかっちゃいるが、だんだんオシャレにも気を使わなくなってきているなあ・・との自覚もある。。
そんな私を見かねて、妻は真っ赤なウィンドブレーカーを買ってきて背中を叩いた。
そして自分は、イオンのアンケートの担当者に「若い娘(こ)向けのテナントばっかりにせんと熟年用の店舗を増やしなさい」と強力にクレームをつけていた。いやはや。
ユニクロの商品コーナーには、Lサイズを初めから少なく置く、という戦略(私だけがそう思っているのかも)があるのかと思うほど、SやMサイズしかありません。そうして、何度も足を運ばそうと云う戦略か?そして、TVのCMも若いスリムなモデルばかり、かってのオジさんの味方、安心してオシャレできる店舗戦略は何処かへ行ったようです。
返信削除ひげ親父さんコメントありがとう。
返信削除私がこのブログに込めた思いは、後輩たちへのメッセージです。
後輩たちも歳とともにそれなりの管理職になられることでしょう。
その時に、マネージメント・職員管理なんか知らないというのも、初心を忘れてどっぷり管理職になるのも私はよくないと思っています。
そういう私の思いの一つを具現化したのが各種パーティーでの合唱でした。
そんな精神を後輩たちに伝えたくてこのブログを書きました。
後輩たちは解ってくれるかな。