2012年1月21日土曜日

ミコアイサ 再会


ミコアイサ雄
    カモ科アイサ属の冬鳥ミコアイサと再会した。。
 名前の『秋沙(アイサ)』は元はアキサで「秋が去った頃に来る鴨」という意味と書いてある本があったが???
 だいたい、ほとんどの鴨はそうなの(冬鳥)だから、私の頭の中では、この語源に関する説は半信半疑のままである。
 それよりもこの衣装!
 この衣装をお神楽を舞う巫女の衣装(千早(ちはや)というらしい)と重ね合わせて『巫女秋沙(ミコアイサ)』とは、誰が言ったか知らないが先人のセンスはいつもながらお見事。
ミコアイサ雌

 だが、「言葉も世につれ」だから、池の周りに来た人は「あのパンダみたいな鳥は何ですか?」と尋ねている。
 そしてその言い方は、「あの巫女さんみたいな・・・」よりも桁違いに正確に意思が伝達できている。
 これでは遠くない将来、「パンダかも(鴨)」と改名されているかも知れない。

 さて、私の狭~い生活圏だけの印象だが、今年の冬鳥は非常に少なく感じている。去年のブログの多くのお馴染さんとも会えていない。
 一網打尽にされて強盛大国の将軍様たちのテーブルに盛られているのでは・・というようなジョークで済めばいいが、フクシマ周辺の魚を食べて・・・となると、ジョークでは済まなくなる。杞憂であればよいが。
 名にしおば、巫女秋沙には、脱原発と被災者の鎮魂、彼の地の復興のために、その見事な衣装でお神楽を舞うように泳いで欲しい。

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