2013年2月19日火曜日

何年振りかの緋連雀



 夕暮れに窓の外が騒がしいので覗いてみたら、電線に珍客が目白押しだった。目白押しだがメジロではない。
 最初は「またムクドリか。」と思ったが、そんなに汚い声ではない。
 強風のせいでもなく頭が派手になびいている。
 もしかして・・・、ドキドキドキ
 そう、光がなくキレンジャクかヒレンジャクかは判らなかったが、写真を拡大してみたら、尻尾の先がわずかに赤く見えるので緋連雀(ヒレンジャク)だろう。(もしかしたらキレンジャクとヒレンジャクの混群かも知れなかったが・・・・判らない)
 そう言えば、数年に一度、我が家を大群が訪問してくれる。
 「有朋自西比利亜来」(友ありシベリアより来る)との感動もつかの間・・・、
 あっという間に寒風に乗って去っていった。
 光量不足の写真に多いに不満は残るが、数年に一度のチャンスをよく残せたものだとやせ我慢を張っている。

 レンジャク類 レンジャク科 世界に3種 日本に2種
 日本には冬鳥として渡来する。スズメより少し大きくて太い。顕著な冠羽があり尾は短い。体はぶどう色で、翼や尾の先に赤(ヒレンジャク)や黄(キレンジャク)の斑がある。次列風切の先端には赤いろう物質の付属物がついている。繁殖期以外には群れでいることが多く、木の実や草の実を主食とする。渡来数や移動の範囲が年によって変化があり、日本にはほとんど来ない冬もある
・・・・・・・とフィールドガイドに書かれている。
 ヤドリギが好きで、以前に奈良公園の飛火野の大木のヤドリギに群れていたときには感動した。
 その時のような鮮やかな色彩を記録できなかったことが返す返すも悔しい。

3 件のコメント:

  1.  今日の日刊紙に橋下大阪市長が6月に実施しょうとしている大阪城・西の丸庭園でのモトクロス大会に反対するΓ大阪城を愛する市民の会」が大阪城の自然を知ってもらおうと野鳥の写真展を開いているとの記事が掲載されていました、記事のなかにΓ桜にとまるヒレンジャク」があるそうです関西人にとってヒレンジャクはわりと身近な野鳥なんですね、ヒレンジャクはテレビで見たことがある程度で家のすぐそばで見れるなんて余程自然豊なんでしょうね。
     それにしても、お城の庭園でモトクロス大会を計画するとは何を考えてまんねん、どうしてもやると言うなら他に候補地がないこともないと思いますが?

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  2. 先日ある集会で、大阪の市民運動は何でもイベントにされてしまうと、大阪城のモトクロス大会案に触れて、述べておられる方がいました。町おこしをする市民の力は大切ですが、それが一過性のイベントにつぎ込まれて終わるというのは、何とも切ない思いです。

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  3.  大阪城も侮れませんね。 
     私がレンジャクに遇ったのはバードウォッチングを齧り始めた過去30年でたった3回です。(奈良公園と我が家が今回を含めて2回です。)
     chinunoumi さん mykazak さん モトクロス関連のご指摘に激しく同意です。

     

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